【ネタバレ】「ウェンズデー」シーズン2で話題の「入れ替わり」シーン、ふたりで協力 ─ 「こうしてみたらどう?と伝え合った」

この記事には、「ウェンズデー」シーズン2第6話『汝(なんじ)悲哀を知れ』のネタバレが含まれています。

「ウェンズデー」シーズン2第6話『汝(なんじ)悲哀を知れ』では、幻視能力を失ったウェンズデー(ジェナ・オルテガ)が、伝説的なカラス能力者ロザリン(レディー・ガガ)の霊体に会い、能力を一時的に取り戻す儀式を実施。その“代償”として、ウェンズデーとルームメイトのイーニッド(エマ・マイヤーズ)の身体が入れ替わってしまう。
無表情で皮肉屋のウェンズデーと、明るく社交的なイーニッドは、まるで正反対のキャラクターだ。入れ替わり後は、“色彩アレルギー”のウェンズデーがカラフルな服装&メイクで踊り出したり、“陽キャ”のイーニッドが仏頂面で冷酷に振る舞ったりして、学園中を困惑させる展開となった。
お互いのキャラクターを演じるにあたり、オルテガとマイヤーズはアドバイスし合ったのだろうか?こう問われたマイヤーズは、かなり率直に意見を出し合ったことを明かしている。
「お互いにとても正直でした。もし相手が正しくない演技をしていると思ったら、その都度言い合いました。“こうしてみたらどう?”という感じで。お互いにチープな模倣にはしたくなかったんです。」
マイヤーズによれば、入れ替わりシーンがあることを知らされたのは撮影の直前で、リハーサル時間もほとんどなかったそう。だからこそ、オルテガとは遠慮せずに「演技のアイデアを出し合うことが非常に重要だった」と振り返る。またマイヤーズは、「(ウェンズデー特有の)身体表現を確実に身につけることに集中した」という。
その結果、二人の入れ替わり演技は高く評価され、SNS上で多くのファンから称賛の声が寄せられている。マイヤーズも米CinemaBlendのインタビューで、オルテガ演じるイーニッドについて「最高だった。本当に完璧」と絶賛。「それにすごく面白かったです。あれほどエネルギッシュな彼女を見るのは初めてだったから」と語っている。
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Source:The Hollywood Reporter, CinemaBlend