Menu
(0)

Search

「ウェンズデー」シーズン2は恋愛要素を捨ててホラー強化 ─ 主演ジェナ・オルテガが方針語る

ウェンズデー
Netflixシリーズ「ウェンズデー」2022年秋 独占配信

Netflixシリーズ「ウェンズデー」(2022-)の主演で大ブレイクし、来るシーズン2では製作総指揮も兼任するジェナ・オルテガ。シーズン2では主人公ウェンズデーの恋愛要素を一切なくし、よりホラー色の強い物語へと方向転換することを明らかにした。

Varieryのトーク企画「Actors on Actors」に参加したオルテガは、同じく子役出身のエル・ファニングと対談。その中で「ウェンズデー」シーズン2について、「番組のもつホラー的な側面にもう少し傾倒したいと考えています。とても軽快な作品だし、吸血鬼や狼男、超能力者が出てくる番組では、あまり真剣に考え過ぎないようにしたいから」と考えを語った。

また、シーズン1で描かれたウェンズデー&タイラー(ハンター・ドゥーハン)&ゼイヴィア(パーシー・ハインズ・ホワイト)の三角関係にふれて、「ウェンズデーのロマンティックな恋愛要素は一切捨てるつもり。これは本当に素晴らしいことです」とコメント。オルテガは以前から、「ウェンズデーが三角関係にあるなんて、さっぱり意味不明」と、このプロットに抵抗を示していた。

子供時代からエンタメ業界にいるオルテガだが、番組の制作に関わるのは「ウェンズデー」シーズン2が初めて。シーズン1の制作現場での関わり方を振り返ると、自身が製作総指揮に就任するのは「自然な流れ」だったという。

「私たちはすでにたくさんのアイデアを出していたし、私はとても実践的な人間です。何が起こっているのか知りたいんです。それにウェンズデーのようなキャラクターは、とても愛されていて、伝説的な存在。彼女を間違った方向に進ませたくなかった。だから、できるだけ多くの会話をするように心がけています。撮影現場では、脚本家やティム(・バートン)と一緒になって、‟何がうまくいって、何がうまくいかないか”を決めるんです。自然な流れで、とても協力的でした。」

シーズン1では、自らウェンズデーのセリフを変更したり、脚本家と何度も話し合いを設けたことを明かしていたオルテガ。シーズン2では製作総指揮として、その手腕をより一層発揮できそうだ。

「ウェンズデー」は、コミックから派生して映画・アニメ・TVドラマ・ミュージカルなどで展開されてきた世界的人気作『アダムス・ファミリー』の長女・ウェンズデーが主人公の異色推理ミステリー。シーズン1は配信後わずか4週間で、Netflixの歴代人気シリーズ(英語)史上2番目となる累計視聴時間11.9億時間を記録した。

Source:Variery

Writer

アバター画像
KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。