【ネタバレ】「ホワット・イフ…?」第3話、コールソンと同様クラーク・グレッグもソーにべた惚れ

この記事には、「ホワット・イフ…?」第3話『もしも…世界が最強のヒーローたちを失ったら?』のネタバレが含まれています。

第3話では、ニック・フューリーがアベンジャーズ結成に向けてヒーローたちを集めようとする、映画『アベンジャーズ』(2012)で描かれたストーリーをベースにした話が展開された。映画とは違い、アイアンマン、ソー、ホークアイ、ハルクと次々にアベンジャーズ候補のヒーローたちが殺されていってしまい、フューリーが犯人探しに乗り出す、そんな別の世界線での物語だ。
冒頭で記した“微笑ましい”シーンは、まだアベンジャーズ候補が全滅する前、ソーがムジョルニアを取り返しにS.H.I.E.L.Dの仮設研究所に侵入する一幕で訪れた。天候が荒れ狂う中、身一つで飛び込んだソーがセキュリティの男たちを次々と倒していく一方で、フューリーは捜査官のコールソンに身元の判明を要請する。視界が良いとは言えない状況の中、コールソンが伝えたのは「20代半ば、白人男性、髪が豊か(吹き替えでは、“ヘアースタイルが良い”)」の3点だった。これに怪訝そうな顔つきで「何だって?」と返したフューリーだったが、コールソンは「ハンサムな男です」とありのままの感想を報告するのだった。
このシーンについて、米Entertainment Weeklyより「コールソンはソーに惚れ込んでいるようでしたが?」と投げかけられたクラーク・グレッグは、「いや、ほんとにそうなんですよ!」とノリノリだ。劇中でのコールソンはソーの毛量に思わず感嘆の声を漏らしていたが、グレッグによれば、このアフレコには実体験が活きていたという。
「これ本当の話なんですよ。エージェント・コールソンを演じている男(グレッグ)もクリス・ヘムズワースの輝きには十分な時間をかけて驚いてきましたから(笑)。クリスに惚れないわけにはいかないでしょう。」
なお、ソーが施設に侵入するこのシーンは、映画では『マイティ・ソー』(2011)で描かれた。2010年に行われた同作の撮影中、グレッグには印象深い出来事があったようで、製作側からアドリブを求められたのだとか。グレッグは「ソーを尋問するシーンの撮影中、“ちょっと自分流で何かやってみて”と言われた時があって、最終的にNGになってしまったアドリブがあったんです」と振り返っている。
そのアドリブというのが、「君は誰なんだ。どこから来たんだよ、WWFのレスラーみたいな北欧の神さん?」というセリフだったという。「言わずにはいられませんでした」とグレッグ。「コールソンを演じていていつも楽しいのは、いたずらの神に叱られない限り、他の誰よりも一番楽しんでいることなんです」と、長年演じ続けてきたキャラクターの魅力を話した。
Source:Entertainment Weekly