Menu
(0)

Search

【ネタバレ】「ホワット・イフ…?」シーズン2第5話、ワスプの登場に込められたウラ設定とは ─ 「女性が戦争を終わらせた」、脚本家が説明

ホワット・イフ…?
© 2023 MARVEL

この記事には、「ホワット・イフ…?」シーズン2第5話『もしも…キャプテン・カーターがヒドラ・ストンパーと戦ったら?』のネタバレが含まれています。

ホワット・イフ…?
© 2023 MARVEL

ワスプのアベンジャーズ入り、キャプテン・カーターのおかげ?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン2第5話『もしも…キャプテン・カーターがヒドラ・ストンパーと戦ったら?』の冒頭に登場した女性ヒーローとは、『アントマン』シリーズでお馴染みのホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ。キャプテン・カーターやアイアンマンらと共にアベンジャーズの主要メンバーとして、チタウリを相手に健闘していた。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

正史では、キャプテン・カーターとホープはニューヨークの戦いでは登場しないはずだが、本エピソードは戦時中に超人血清を打たれたのがスティーブ・ロジャースではなく、ペギー・カーターだった世界線。キャプテン・アメリカは存在せず、キャプテン・カーターが戦争のヒーローとして世に知られていた。

脚本を手がけたA・C・ブラッドリーによれば、ホープがアベンジャーズ入りしているのは、キャプテン・カーターの貢献が大きいという。X(旧Twitter)にて、「何人かから聞かれましたが、そうです。ニューヨークの戦いにいるのはホープです」と投稿したブラッドリーは、深いウラ設定をこう明かしている。

女性であるキャプテン・カーターが第二次世界大戦を終わらせたので、フェミニズム運動がその直後に起こったのです。これが社会全体に波及効果として広がっていき、もっとたくさんのSHIELDエージェント、ヒーロー、そして権威ある地位につく女性が増えていくことに繋がったのです。」

ペギーがヒーローとなったことで、正史で彼女が担った役割は別の人物へ手渡された。「ペギー・カーターがSHIELD創設に携わっていなかったので、その責任はホープの両親であるハンクとジャネット、そしてバッキーと彼の良き友人であるハワード・スタークに渡っていった」とブラッドリーはXに綴っている。「こうした全てが、ホープがワスプのマントルを早く継ぐことに繋がりました」。

また本編では、ヒドラによって洗脳されたのがスティーブだったため、バッキー・バーンズは国務長官として登場。正史から大きく運命が変わったのはホープだけではなかった。老年期のバッキーは新鮮で、再演したセバスチャン・スタンも声色を変えてアフレコに挑んでいる。

あわせて読みたい

「ホワット・イフ…?」シーズン2はディズニープラスで配信中。

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly