名前はわからないけれど、洋画でよく見かけるかも!5人の気になる”名脇役”特集

主役ではあんまり見たことがないけれど、気付けばいろんな映画に出ているあの人。「どっかで見たことある」といつも思っているけれど、話題にされないあの人。個人的にすっごく推しているのに、その人の特集記事は読んだことがないあの人。
映画を観ていると「この人、いつもちょいちょい出てる」「名前分からないけれどなんか見かける」そんな“ちょっと気になるあの子”的な存在の俳優が自分の中で生まれることがある。いつも主役級の役を演じる大スターたちもいるけれど、映画には“脇役”だって欠かせない!
今回は「あの映画のあの人(うろ覚え)って誰だっけ?」なお悩みを解決するべく、映画をよりいっそう盛り上げる名脇役たち、なんかよく見かけるあの人たちを集めてみた。
ポール・ベタニー
イギリス出身、45歳。191センチという恵まれたスタイルと端正なルックスの持ち主。イケメンがだなんだか脇役が多い俳優がポール・ベタニー(主役の時もあるけど)。『アイアンマン』では人工知能J.A.R.V.I.S.の声として、また『アベンジャーズ』ではやたらと能力が多いヴィジョン役で出演している。
2006年に公開され大ヒットした歴史ミステリー映画『ダ・ヴィンチ・コード』で真っ白な肌と髪をした、狂気的なこわ〜い修道僧、シラスを覚えているだろうか。このシラス役を演じているのがポール・ベタニーなのだ。スタイル抜群な彼の黒マント姿は、脇役ながらも抜群の存在感。
ラッセル・クロウが主演を務めた2002年のアカデミー賞作品賞受賞作品『ビューティフル・マインド』では、主人公の友人チャールズ役を演じている。ジョニー・デップ主演の2015年の映画『チャーリー・モルデカイ』では、チャーリーのチャラすぎる用心棒ジョック役を好演。このように、主人公の隣の人ポジションにいることが多いのである。
どんな役もこなす二枚目名脇役、ポール・ベタニー。これから主役を演じることはあるのか、様子を見守ろう。
ギャレット・ディラハント
どっかで見たことある…絶対どっかで見たことあるこの人…。
そう、この人は同性愛者のカップルが少年を養子に迎え、一緒に暮らすため差別や偏見と闘う姿を描いた話題作『チョコレートドーナツ』に出演していたギャレット・ディラハントだ。
他にも、2007年アカデミー賞で4冠を受賞したコーエン兄弟の作品『ノーカントリー』ではトミー・リー・ジョーンズ演じる保安官の補佐を演じている。セリフも少ないし、かなりのちょい役だが「こんな保安官本当にいそう」という制服の似合いっぷりを見せている。
実はギャレット・ディラハント、あの有名キャラクターも演じているのだ。それは“ターミネーター”!彼はテレビドラマの『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』でサラと思春期のジョンを追いかけ回す“T-888”を熱演。仏頂面のターミネーター、かなりのハマリ役なのだ。これからも映画や海外ドラマで活躍するであろうギャレット・ディラハント、「あの作品のあの人」ではなく、これを機に名前を覚えてみよう。
スティーヴ・ブシェミ
脇役なのに主役よりインパクトが強い!イケメン…ではないのになんか見ちゃう!忘れられない顔No.1の俳優といえばこの人、スティーヴ・ブシェミ。
『ゴーストワールド』ではスカーレット・ヨハンソンとソーラ・バーチに「キモいわよ、あんな男」「いやダサすぎて逆にイケてる」と話のネタにされ、『アルマゲドン』ではナルシストっぷりとキレっぷりを見せつけ、『モンスターズ・インク』では嫌なトカゲのランドールの声を担当。
そんなキテレツな役を任されることが多いスティーヴ・ブシェミだが、コーエン兄弟の『ファーゴ』やティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』、クエンティン・タランティーノの『パルプ・フィクション』など名監督の代表作品にも多く出演しているのだ。
そんな強烈な存在感を放つスティーヴ・ブシェミ、俳優として売れる前は消防士として働いていた。今でもボランティアで消火活動に出向くときもあるそうだ。中身は男らしい、見ればみるほど好きになっちゃう名脇役ブシェミちゃん。今年(2017年12月)で60歳を迎えるが、そろそろおじいちゃん役を演じる時がくるのだろうか?2015年の『モンスター・ホテル2』以来映画に出演していない模様だが、そろそろまたスクリーンで姿を見たいものである。
- <
- 1
- 2