【ネタバレ】『ローグ・ワン』で◯◯◯◯を蘇らせた方法・役者が明らかに

多くのサプライズを提供してくれた『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』だが、中でもとりわけ驚きだったのが、『新たなる希望』に登場するあるキャラクターが蘇っていたことではないだろうか。

この記事では、いったいどうやってあのキャラクターがスクリーンに蘇ったのか、その手法を明らかにしたい。

【注意】

この記事には、映画『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』に関するネタバレ内容が含まれています。

ターキン提督はフルCGではなかった?

『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』には、帝国軍の実力者としてグランド・モフ・ターキンが登場する。1977年の『エピソード4 / 新たなる希望』で登場したターキンを演じたイギリスの名優ピーター・カッシングは、1994年に81歳で亡くなっている。『ローグ・ワン』では、まるで在りし日のカッシングが、他の役者たちと同じように活き活きと演じているように描かれていたが、いったいあのターキンはどうやって作られていたのか。

ターキンの登場とその魔法のような蘇生術とでも呼べるCG技術は、映画公開までサプライズとして極秘にされていたが、無事に世界公開を迎えた今、ギャレス・エドワーズ監督はその”トリック”を明かしてくれた。

「ILM(Industrial Light and Magic)からは、多くの血と汗と涙が流れましたよ…。ジョン(=ジョン・ノール、視覚効果監督)はいつも、”いやいや…俺らならやれる…俺らならやれる…俺らならやれるんだ…”とつぶやいていました。彼はとても自信を持っていて…でも僕らとしては正直、ずっと不安で仕方ありませんでした。本当にこんなことが可能なんだろうか?って。イチかバチかで挑みましたよ。」

ターキンを演じた俳優の正体

まさに劇中のローグ・ワンよろしく、不可能に挑む決死のミッションだった制作舞台裏。あのターキン総督は、フルCGというわけではなかったようだ。ギャレス監督は、ピーター・カッシングによく似たイギリス人俳優を起用し、ベースとなる素材を演じさせた。その俳優の名は。

「『Hobly City(BBCのTVドラマ)のガイ・ヘンリー(Guy Henry)という役者に演じてもらいました。素晴らしかったですよ。」

http://harrypotter.wikia.com/wiki/Guy_Henry

http://harrypotter.wikia.com/wiki/Guy_Henry

http://www.bournemouthecho.co.uk/resources/images/3387637/

http://www.bournemouthecho.co.uk/resources/images/3387637/

http://www.followingthenerd.com/movies/mads-mikkelsen-and-felicity-jones-characters-revealed-for-rogue-one-a-star-wars-story-plus-have-they-cast-a-new-wilhuff-tarkin/#sthash.yZhhzShO.dpbs

http://www.followingthenerd.com/movies/mads-mikkelsen-and-felicity-jones-characters-revealed-for-rogue-one-a-star-wars-story-plus-have-they-cast-a-new-wilhuff-tarkin/#sthash.yZhhzShO.dpbs

ギャレス監督は撮影現場で、ガイ・ヘンリーにこう伝えたそうだ。

「あなたにはこれからとても重要な役を演じてもらうわけなんですけど、後から顔を全く別人の顔にデジタルで書き換えます。それで、この事は機密事項なので、絶対に誰にも言わないでください。」

イギリス人らしい、切れるようなシャープなフェイスライン、筋の通った高い鼻に深く鋭い目元は、ピーター・カッシングそっくり。ガイ・ヘンリーがドクター役を演じるドラマ『Hobly City』はイギリスで人気を博しており、ガイ自身もイギリスでは有名人なので、撮影現場では「うわぁ、Hobly Cityのドクターだ!」とちょっとした騒ぎになったそうだ。
ちなみにガイ・ヘンリーは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 part1 / Part2』にもパイアス・シックネス役で登場している。

http://harrypotter.wikia.com/wiki/Pius_Thicknesse

http://harrypotter.wikia.com/wiki/Pius_Thicknesse

どうやてガイ・ヘンリーをターキンに?

気になるのは、いったいどのようにしてガイ・ヘンリーが演じた『仮ターキン』を、あのリアルなターキンに仕上げたのかだろう。

映画『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』では、ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークの10代の頃の姿が映像に登場していたが、このときの制作スタッフらは「みんながよく知る、雑誌の表示の写真をイジるやつの延長」で、フォトショップと同じように1フレーム1フレームの画を丁寧に加工していったそうだ。ちなみに『シビルウォー』のスタッフは当時1秒あたり24フレームを処理したと語っている。

『シビルウォー』若い頃のロバート・ダウニーJr.を再現した魔法のデジタル技術に迫る

制作が始まる前(2015年8月)には「史上もっとも複雑で予算のかかる再創造」と語られ、制作が終わってみれば「多くの血と汗と涙が流れた」と振り返られたターキンの蘇生。”不気味の谷現象”をやりすごし、まるで本当にピーター・カッシングが演じているように自然で見事なターキンの姿を再び観客に見せてくれた『ローグ・ワン』。次回の鑑賞時には、劇中に登場するローグ・ワンの面々の散った魂だけでなく、制作裏にも流れた血と汗と涙にも思いを馳せながら観てはいかがだろう。

Source:https://www.youtube.com/watch?v=k5D2T9W5tU8
https://www.comicbookmovie.com/scifi_movies/star_wars/rogue-one-director-gareth-edwards-admits-to-being-nervous-a147567
http://comicbook.com/starwars/2016/12/17/rogue-one-star-wars-story-moff-tarkin-actor-guy-henry/
http://www.starwarsunderworld.com/2016/12/gareth-edwards-talks-about-bringing.html

Eyecatch Image:https://www.inverse.com/article/24345-tarkin-confirmed-trailer-rogue-one

About the author

インド旅行中、たまたま現地新聞に写真を撮られて掲載されるというミラクルを起こしました。持ってる男。THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ポップカルチャーは世界を変える

TwitterでTHE RIVERをフォローしよう!


こちらの記事もオススメ

JOIN THE DISCUSSION

※承認されたコメントのみ掲載されます。

Comments

  • 匿名 2016年12月18日 at 2:47 PM

    このサイトについて
    記事の途中で他の特集を出すのをやめてくれ

    Reply