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『スクリーム』最新作、なぜ「リブート」ではなく「続編」なのか

スクリーム
Photo by Miguel Castaneda https://www.flickr.com/photos/migee_castaneda/4076843989/ Remixed by THE RIVER

人気スラッシャー・ホラー映画『スクリーム』シリーズの第5作は、ナンバリングなしの『Scream(原題)』というタイトルで公開される。シリーズを生んだウェス・クレイヴン監督が2015年に逝去したのち、初めての新作となるが、なぜ製作陣はリブートではなく“続編”という道を選んだのか。

クレイヴン監督の跡を継ぐのは、『レディ・オア・ノット』(2019)を手がけたマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット。米Cinema Blendでは、ジレット監督が『スクリーム』の最新作を撮ることは「怖かった」と告白している。

「(『スクリーム』には)これまでの4作品とはどういうものであったかという重みがあります。今回は過去のキャラクターも登場しますが、このシリーズには、大勢が(その後を)知りたいと思うようなキャラクターが大勢いるし、描いてほしいと思われる物語もたくさんある。ウェス(・クレイヴン)とケヴィン(・ウィリアムソン/脚本家)が作った世界への愛情と敬意があるわけです。だから、うまくやるには繋がりを作るしかないと思いました。」

“繋がりを作る”とは、監督たちにとっては「『スクリーム』とは何か」を問うことでもあったという。オルピン&ジレットは、その答えのひとつとして「『スクリーム』とは“血統”なのであり、ポップカルチャーやジャンルの進化なのだ」という結論に至った。「過去に敬意を払わずして、新たなものは作れません」とジレット監督は語る。

本作には、過去作品からシドニー・プレスコット役のネーヴ・キャンベル、保安官デューイ役のデヴィッド・アークエット、ゲイル・ウェザーズ役のコートニー・コックスらが続投。さらに新キャストとして、「YOU ―君がすべて―」のジェナ・オルテガ、「13の理由」(2017-)のディラン・ミネット、「ザ・ボーイズ」(2019-)のジャック・クエイドらが出演する。

今回の戦略について、ジレット監督は「過去との繋がりを作りながら、新たに興味深いキャラクターを作り出す方法を探る。これが新たな観客と今までの観客を結びつける唯一の方法だろうと思ったんです」と話した。「うまくいけば、シリーズを現代的に、恐ろしく、そして楽しく前進させられる」。ちなみにシリーズの脚本家であり、今回は製作総指揮のケヴィン・ウィリアムソンは、以前「本作をウェスは喜んでくれると信じています」と完成度への自信を示唆していた

映画『スクリーム(原題:Scream)』は2022年1月14日に米国公開予定。

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Source: Cinema Blend

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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