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ウィル・スミスが『マトリックス』新作に出演か? 謎のメッセージが話題に

https://www.instagram.com/reel/DEfhq2ARDgU/ | Photo by Steve Jennings/Getty Images for TechCrunch https://www.flickr.com/photos/techcrunch/48834070763/ Remixed by THE RIVER

ウィル・スミスが『マトリックス』シリーズの新作映画に出演するのではないか──。Instagramに投稿された謎のメッセージ映像が、にわかに話題を呼んだ。

これは1月6日(米国時間)にスミスが自身のInstagramアカウントに投稿したもので、『マトリックス』に関するなんらかの企画に関与していることを示唆するものだった。

「1997年、ウォシャウスキー姉妹はウィル・スミスに『マトリックス』のネオ役をオファーした。スミスは断った。『ワイルド・ワイルド・ウェスト』のほうが合っていると当時は信じていたのだ。しかし、疑問は残る:ウィル・スミスがネオを演じていたら、『マトリックス』はどうなっていたのか?」

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このメッセージは、『マトリックス』の名フレーズをもじった「目覚めよ、ウィル。マトリックスが見ている(Wake up, Will. The matrix has you.)」で締めくくられている。

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『マトリックス』(1999)の監督・脚本を手がけたウォシャウスキー姉妹が、当初はネオ役にスミスを希望していたことは、シリーズやスミスのファンにはよく知られたエピソードだ。当時、スミスは2人のプレゼンを聞くも『マトリックス』の出演を断っており、今回のメッセージはこれを踏まえたものである。

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現在、ワーナー・ブラザースは『マトリックス』第5作(タイトル未定)を企画中で、監督・脚本には『キャビン』(2011)のドリュー・ゴダードが就任。シリーズの創造主のひとりで、前作『マトリックス レザレクションズ』(2021)監督のラナ・ウォシャウスキーは製作総指揮を務めている。

スミスのメッセージは第5作への関与を示唆するものではないかと推測を呼んだが、米DeadlineVarietyThe Hollywood Reporterの大手メディア3紙は、そろって「スミスは『マトリックス5』には参加していない」と否定。『マトリックス』シリーズには無関係の、スミス自身の音楽プロジェクトを予告するものだと報じている。

キャリア初期から音楽活動を実施してきたスミスだが、2005年のアルバム「Lost and Found」を最後にアルバムはリリースしていない。しかし、2024年には主演映画『バッドボーイズ RIDE OR DIE』の劇中曲「Light ‘Em Up」を含む4曲を新たにリリースするなど、音楽活動を精力的に再開。今回の『マトリックス』風のメッセージ映像は、スミスの音楽プロジェクトにどのように関係してくるのか?

Source: Deadline, Variety, The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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