『キャスト・アウェイ』ウィルソンくんの「その後」描いた映像が公開

トム・ハンクス主演、ロバート・ゼメキス監督による2000年公開の名作サバイバル映画『キャスト・アウェイ』の“その後”を描く映像が公開された。映画のロケ地となったフィジーの政府観光局が製作した。
動画で描かれるのは、劇中で主人公のチャック・ノーランドが“相棒”としたバレーボールのウィルソンくん。無人島に不時着したチャックは、自らの血で顔を描いたバレーボールを唯一の友人として精神を保った。
映画の終盤で、チャックは海上でウィルソンくんと離れ離れになる。単なるバレーボールであるにも関わらず、すっかり愛着を抱くようになったウィルソンくんとの別れのシーンは多くの観客の涙を誘った。
あの別れから25年……。フィジー政府観光局制作動画『Wilson’s Happily Ever After』では、ウィルソンが再びフィジーのビーチに流れ着き、島の少女ラニとの出会いを通じて、地元の人々と豊かな時間を過ごす姿が描かれている。
なお、本映像は映画『キャスト・アウェイ』の精神にインスパイアされたものであり、同映画作品との公式な提携はない。フィジー政府観光局が独自に制作したトリビュート映像となっている。
フィジーでは、映画の世界観を実際に体験できる「日帰り Castaway 島上陸ツアー」を提案。「ウィルソンを探せ!宝探しビーチラリー」「サバイバル・ピクニックとローカル文化体験」「無人島へカヤック遠征+海の冒険」「村の少女“ラニ”のように、ローカルとのふれあい旅」など、ウィルソンがたどり着いた“幸せな島”で、映画と現実が交差する特別な1日を体験することができる。フィジー政府観光局公式サイトで確認しよう。