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ライアン・ゴズリング版『狼男』に『透明人間』リー・ワネル監督が交渉中 ─ 製作は『ゲット・アウト』『ハロウィン』ブラムハウス・ピクチャーズ

ファースト・マン ライアン・ゴズリング デイミアン・チャゼル監督 来日記者会見にて
©THE RIVER

『ラ・ラ・ランド』(2016)『ファースト・マン』(2018)のライアン・ゴズリングが主演を務める映画『狼男』(1941)のリメイク企画に、『アップグレード』(2018)や『透明人間』のリー・ワネル監督が契約交渉に入っていることがわかった。米Deadlineが報じている。

オリジナル版『狼男』は、名門一家の次男ローレンスが狼憑きの占い師に噛まれたことで、無差別に人を殺す凶暴な狼男へと変貌を遂げる物語を描いた古典的ホラーの傑作。リメイク版の詳細は不明だが、物語は現代を舞台に『ナイトクローラー』(2014)や『ネットワーク』(1976)を彷彿とさせる内容とのことだ。ゴズリングは“感染した”ニュースキャスターを演じるという。

現在交渉中のワネルは、自身のアイデアとオリジナル版を基に、脚本のトリートメント(要約)も執筆するとのこと。これを基に脚本は「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(2013-2019)のローレン・シューカー・ブラム&レベッカ・アンジェロが執筆する。なお、企画のアイデア自体はゴズリングが持ち込んだものと伝えられている。

このたび製作として、『ゲット・アウト』(2017)や『ハロウィン』(2018)、『アス』(2019)など数々のホラー映画を成功させてきた、ジェイソン・ブラム率いる米ブラムハウス・ピクチャーズが参加することも判明している。ブラムハウスとワネルは『インシディアス』シリーズや『アップグレード』『透明人間』などで10年間以上に渡る関係を築き上げており、2020年2月には2年間のファーストルック契約(優先契約)を締結。ワネルの就任が決定すれば、両者は8回目のコラボレーションとなる。

米ユニバーサル・ピクチャーズは、2017年より自社の名作モンスター映画をリメイクする取り組みを開始。ワネル監督による『透明人間』の米国での大ヒットを受けて、有名モンスターを気鋭のクリエイターが手がける企画を続々と発表している。本企画もそのうちのひとつで、ほかポール・フェイグ監督『ダーク・アーミー(原題)』、デクスター・フレッチャー監督が“ドラキュラ伯爵のしもべ”を描くホラーコメディ『レンフィールド(原題)』、女優・監督のエリザベス・バンクスによる『インビジブル・ウーマン(原題)』、カリン・クサマ監督『ドラキュラ(原題)』などが進行中だ。

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Source: Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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