『ワンダーウーマン』第3作にスティーブ・トレバーは帰ってくる?クリス・パインが可能性に言及

DCコミックスの人気コミックを映画化した『ワンダーウーマン』シリーズ第3作のプリプロダクション(撮影前準備)が進行中だ。主人公ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンスの恋人、スティーブ・トレバーを演じたクリス・パインは続編に復帰するのだろうか?
映画『ワンダーウーマン』(2017)『ワンダーウーマン 1984』(2020)の内容が含まれます。
『ワンダーウーマン』第1作では、女性だけが暮らす島セミッシラにスティーブが乗った飛行機が不時着したことで、ダイアナは初めて男性を目にする。スティーブが生きる世界では第一次世界大戦の真っ只中で、2人はドイツ軍が開発中の兵器による世界の破滅を阻止するために立ち上がるが、その戦いでスティーブは自ら犠牲となり帰らぬ人になってしまう。

続編となる『ワンダーウーマン 1984』(2020)では、愛するスティーブのことが忘れられないダイアナが、勤務先のスミソニアン博物館で手にした「なんでも願いが叶う石」にスティーブの復活を願った結果、スティーブは別の男性の体で蘇る。しかし、最後にダイアナはスティーブを復活させた願いを取り消し、再び2人は別れを告げることになった。
第2作の展開を考えれば、続編でもスティーブのカムバックは可能なように思えるが、どうなのだろうか。米USA Todayのインタビューで、その点について質問されたパインが、「哀れなスティーブは死んだと思いますが、第3作の幸運を祈っています」と答え、復帰の可能性を否定している。
現時点で第3作の進捗状況は不明だが、2022年1月に主演のガル・ガドットが「脚本の執筆が進行中」だと明かしていた。映画の脚本草稿段階ではプロットやコンセプトが一転二転することは珍しくないため、パイン演じるスティーブが再登場を果たす可能性は少なからず残っているかもしれない。
なお、第3作には前2作でメガホンを取ったパティ・ジェンキンスが監督・脚本を務め、ガドットがワンダーウーマン役で続投する以外の詳細は明かされていない。続編に関する新情報や進捗状況に注目しておきたい。
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Source:USA Today