『ワンダーウーマン』第3作の撮影は2023年中旬にスタートか ─ ガル・ガドットが語る

DCコミックスの人気コミックを映画化した『ワンダーウーマン』シリーズ第3作の製作について、ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス役で続投するガル・ガドットが、その見通しを語っている。
2017年に1作目が、2020年に2作目が公開され、3作目の製作意向は、『ワンダーウーマン 1984』(2020)が公開された数日後にも明らかにされていた。2021年10月には、前2作でメガホンを取ったパティ・ジェンキンス監督自らが「第3作が楽しみでなりません」とコメントし、あらためて続編が進行中であることを認めていた。
しかし、その後にジェンキンスが監督を務める『スター・ウォーズ』新作映画『スター・ウォーズ:ローグ・スコードロン(原題:Star Wars: Rogue Squadron)』の製作が遅延。その理由は2022年の監督のスケジュールが埋まっているからだと報道されたが、2週間もしないうちに、「創造性の相違」によるトラブルが原因だと伝えられた。
その時点でジェンキンスは、『ワンダーウーマン』第3作と『ローグ・スコードロン』の他に、ガル・ガドットを再起用して古代エジプト女王を描く『クレオパトラ(原題:Cleopatra)』も抱えていたが、2021年12月に『クレオパトラ』の監督から降板することを発表。プロデューサーとして残留すると報じられたものの、何本も企画を抱えて多忙を極めるジェンキンスのこと、そのスケジュールを考慮すると、『ワンダーウーマン』第3作の着手は遥か先になるのでは……と懸念されてもおかしくない状況となっていた。
そんななか米InStyleのインタビューで、『ワンダーウーマン』第3作の進捗状況を質問されたガドットが最新情報を提供。現在、脚本の執筆が進行中で、「おそらく撮影は1年半ほどで開始されます」と答えている。その取材の時点から1年半後というと、撮影開始は2023年中旬頃となる。
現時点ではジェンキンスが監督・脚本を務め、ガドットがワンダーウーマン役で続投する以外の詳細は明かされていない。だが、脚本に着手して企画が進んでいることが確認され、『ローグ・スコードロン』製作の遅延、『クレオパトラ』の監督からジェンキンスが降板した事実を踏まえると、『ワンダーウーマン』第3作がジェンキンスの最優先事項になっていると考えてもよさそうだ。
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Source:InStyle