『ワンダーウーマン』新企画がDC内部で進行中、ガル・ガドットが認める

DC映画『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットが、第3作の頓挫を経て、DC内部で新たな企画が動いていることを認めた。米Entertainent Tonightの取材にて明らかになった。
『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)でワンダーウーマン役として初登場したガドットは、単独映画『ワンダーウーマン』(2017)『ワンダーウーマン1984』(2020)に主演。ところが、2022年12月には第3作の企画が頓挫。前2作のパティ・ジェンキンス監督は離脱し、DCユニバースの再編を受けて、ガドットの再演は不明とされていた。
しかし今回、ガドットは「(ワンダーウーマンについては)裏側で進められていることがあります。皆さんもしかるべき時に知ることになりますよ」とコメント。これが『ワンダーウーマン』第3作なのか、あるいは別の企画なのかは明かさなかったものの、再演の可能性を示唆した。
単独映画の今後は不明ながら、ガドット演じるワンダーウーマンは、その後も『シャザム!~神々の怒り~』(2023)に登場。今後も『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)』に登場する可能性がほのめかされている。
一方、新生DCユニバースを指揮するジェームズ・ガンは、今後のユニバースにもワンダーウーマンは登場することを認めているほか、ワンダーウーマンの故郷セミッシラを描くテレビシリーズ「パラダイス・ロスト(原題)」および、ワンダーウーマンのアニメーション作品(タイトル未定)が企画されていることを明かしていた。実写・アニメーションを問わず、これらの作品でガドットがワンダーウーマンを再演する可能性はありそうだ。
No we’re working on getting Wonder Woman into more animation. I agree that there hasn’t been enough of her in that area and was one of the first things I brought up to the animation folks.
— James Gunn (@JamesGunn) March 12, 2023
もっとも現在、ガドットはDC映画以外のプロジェクトにも熱意を燃やしている。英Total Filmでは、「自分が情熱を持てるストーリーを立ち上げ、開発するのは素晴らしいこと。次のオファーをじっと待たなくてもいい、という事実に力をもらっています」と述べ、純粋な俳優業だけでなく、自身のアイデアや、自分が興味を持てる企画を掘り下げていく意思を強調した。
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Source: Entertainment Tonight, Total Film