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『ファンタビ』に暗雲、継続のカギは『ハリー・ポッターと呪いの子』映像化に? ─ 続編ゴーサインは「数週間」の猶予か

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
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映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)の興行不振に伴い、全5部作構想とされていた『ファンタビ』シリーズの継続が不安視されている。このたび米The Wrapは専門家の見解を交えながら、『ハリー・ポッター』シリーズを含む魔法ワールド全体の今後を分析。『ファンタビ』ならびにフランチャイズ存続の鍵を握るのは、どうやら舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の映画化らしい……?

2022年5月より公開を迎えた『ダンブルドアの秘密』は、各国で初登場1位を記録しているものの、シリーズ史上最低の滑り出しとなった。既報では、続く第4作は脚本が存在するどころか、ゴーサインすらも出されておらず、最悪の場合『ファンタビ』シリーズ打ち切りも考えられる。またワーナー・ブラザースの親会社であるワーナーメディアは、直近でディスカバリーとの事業統合を経て「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」となり、経営陣も一新された。魔法ワールドの不調を新たな経営陣がどう判断するかも注視されているのだ。

The Wrapによると、ワーナーは『ファンタビ』を継続するか否かの判断を下すまでに「数ヶ月とまではいかずとも、数週間」の猶予を設けているという。その決定権を握る人物の一人として、「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」のCEOに就任したデイビット・ザスラフ氏の名前が挙げられている。

さらに記事は、『ファンタビ』シリーズが『ダンブルドアの秘密』をもって打ち切られた場合にまで踏み込んでいる。テーマパークやマーチャンダイズなど多角的なフランチャイズ展開を進める「魔法ワールド」が、映像事業を「切り捨てる」可能性は低いとのこと。さらに、アナリストのジェフ・ボック氏の見解によれば、日本でも舞台化が決定している戯曲『ハリー・ポッターと呪いの子』の映像化こそ、魔法ワールド継続の鍵を握っているという。

「長い目で見た時に、ワーナーが魔法ワールドを導いていく方向には多くの選択肢が残されています。ただ、彼らが今すべきは、観客が一番好きなものに回帰することでしょう。ハリーです。それは『呪いの子』の映像化然り、他のもの然りですが、とにかく次のプロジェクトは原作により忠実なもので、1作目の『ファンタスティック・ビースト』がそうだったような、本当に関心を広げられるスピンオフへの欲求を築ける何かであるべきです。」

『ハリー・ポッターと呪いの子』は、映画シリーズ完結作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』(2011)のラストでも描かれていたように、ヴォルデモート卿との戦いから19年後を描いたストーリー。英ウエスト・エンドを皮切りに、米ブロードウェイでも舞台化され、2022年7月からは日本でもオリジナルキャストでの上演が予定されている。映像化については、『ハリー・ポッター』シリーズで監督を務めたクリス・コロンバスが意欲を示していた

このように『呪いの子』映像化を求める声も多い中、早ければ数週間後にも下されるかもしれない「ワーナー・ブラザース・ディスカバリー」の決断には注目が集まるところ。もしもジェフ・ボック氏の分析通り、『呪いの子』映像化が優先されたとしたら、『ファンタビ』の完結はしばらく先のこととなりそうだ。

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Source: The Wrap[参照:Screenrant(1,2

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SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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