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ニコラス・ケイジがニコラス・ケイジ演じる映画、ニコラス・ケイジが『パディントン2』を観てむせび泣く

https://youtu.be/xEckT94M7qg

ニコラス・ケイジがニコラス・ケイジ役を演じる映画『The Unbearable Weight of Massive Talent(原題)』より、本編シーンが米配給のライオンズゲートの公式YouTubeチャンネルにて公開された。ニコラス・ケイジ役のニコラス・ケイジ、『パディントン2』を観てむせび泣いている。

この映画のニコラス・ケイジは経済的危機を迎えており、ニコラス・ケイジの大ファンだというメキシコ人億万長者の男、ハビーのバースデー・パーティーに登場する仕事を、100万ドルのギャラでしぶしぶ引き受ける。ニコラス・ケイジと男との絆が深まったころ、その正体は麻薬カルテルの大ボスであり、アメリカ政府からの依頼でメキシコ大統領候補の娘を誘拐していたことが判明。危険な状況に陥ったニコラス・ケイジは、一世一代の「大役」として振る舞うことになり……。

米公開されたのは、ペドロ・パスカルが演じるメキシコ麻薬カルテルの大ボス、ハビーとの交流シーン。以前、本作ではニコラス・ケイジとハビーが「、『カリガリ博士』(1919)や『パディントン2』(2017)といった映画談義に花を咲かせる」という情報が明かされており、本シーンはその一部と思われる。

映像の舞台はおそらくハビーの豪邸内だ。ニコラス・ケイジがハビーに「3番目に好きな映画は何だ?」と尋ねると、しばらく考えた後に『パディントン2』との回答。予想外のタイトルを聞き、ニコラス・ケイジも思わず「はぁ?」と困惑。マフィアのハビーいわく、「ずっと泣いてた。もっとちゃんとした男になろうと思わされた」と、道徳的にとても感動させられたらしい。

ニコラス・ケイジは「ふっざけんなって!」と否定的だが、その後鑑賞してみると大号泣。「『パディントン2』は素晴らしいな」と、すっかり『パディントン2』ファンになってしまうニコラス・ケイジであった。

『パディントン2』といえば、ロンドンにやってきたモフモフのくまパディントンと、ブラウン一家の冒険や絆を描くファミリー・ファンタジー映画の続編。本作では宝の地図をめぐって、ヒュー・グラント演じる悪役との争奪戦や、心温まるドラマが愛らしく描かれる。マフィアのハビーからニコラス・ケイジまで虜にしてしまうその魅力、未見の方は是非チェックしてみては。

ところでこの『The Unbearable Weight of Massive Talent』だが、ニコラス・ケイジ役を演じるニコラス・ケイジは、自分では「絶対に観ない」と断言している。本作で描かれるニコラス・ケイジは本当のニコラス・ケイジではないからという理由だそうだ。一方、『パディントン』はシリーズ第3作が製作予定で、2022年末に撮影開始の見込み。『パディントン3』が公開されたら、ニコラス・ケイジは観に行くだろうか?

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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