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『ワンダーウーマン 1984』主人公ダイアナは「成熟している」 ─ 前作の物語から70年、ガル・ガドットが変化明かす

ワンダーウーマン 1984
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

DCコミックス映画『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984』のストーリーは謎に包まれている。前作の舞台は第一次世界大戦中の1910年代後半だったが、今回はタイトルの通り“1984年”。公開されている予告編にも、ショッピングモールにテレビショッピング、New Orderによる1983年の楽曲「Blue Monday」など、当時の雰囲気がたっぷりと演出されている。

では、そんな中で主人公のダイアナ・プリンスはどう変化するのか。主演のガル・ガドットは、英Empireにて「前作は大人になるまでの、ダイアナがワンダーウーマンになるまでの物語でした」と語っている。それから約70年が経って、ダイアナの現状やいかに。

「(前作の)ダイアナはすごくナイーブで、人生の複雑さもわかっていなかった。場違いだったところがあります。だけど今回は、すべてが変わっています。ダイアナは成長して、非常に成熟しているし、とても賢い。ただ、すごく孤独でもあります。チームのメンバーを全員失って、彼女は用心深くなっていますね。そんな中でとんでもないことが起こるんですよ。」

“とんでもないこと”のひとつが、クリス・パイン演じるスティーブ・トレバーの再登場だ。脚本・監督のパティ・ジェンキンスは、以前「クリス・パインがスティーブ・トレバーを演じなければ描けない物語」だと語っていたが、ガドットも「クリスはこの映画に欠かせない存在でした」と述べている。共同脚本のジェフ・ジョンズとジェンキンス監督は、「スティーブを物語に呼び戻せる最高の方法を見つけていた」というのだ。

なお英Empireのウェブサイトでは、このたびダイアナの新アーマー姿と、ダイアナ&スティーブが踊る様子を捉えた場面写真が新たに公開されている。こちらもあわせてチェックしてほしい。

『ワンダーウーマン 1984』には、ガル・ガドットとクリス・パインのほか、アンティオペ役のロビン・ライト、女王ヒッポリタ役のコニー・ニールセンが続投。ヴィランのチーター役で『ゴーストバスターズ』(2016)のクリステン・ウィグ、また『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)のペドロ・パスカルが新たに登場する。脚本には、マーベル映画『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』のデイヴ・キャラハムも参加した。

映画『ワンダーウーマン 1984』は2020年8月14日に米国公開予定。日本国内での公開日は追って告知される(4月14日現在)。

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Source: Empire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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