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『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』マシュー・ヴォーン監督、映画からリブートさせたいキャラクターを明かす

X-MEN:ファースト・ジェネレーション
(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

プロフェッサーXと宿敵マグニートーの若き日にスポットを当て、X-MENの誕生にまつわる知られざる物語を描いた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)。本作で監督を務めたマシュー・ヴォーンが、「あるキャラクターをリブートさせたい」と展望を語った。米Comicbook.comなど複数メディアが報じている。

『キングスマン』シリーズの最新作となる前日譚映画『キングスマン:ファースト・エージェント』のプロモーションに登場したヴォーンが、「『X-MEN』シリーズをリブートする任務を課されたら、選びたい特定のキャラクターはいますか?」と質問され、こう回答している。

「(『ファースト・ジェネレーション』で)私がきちんと描くことが出来なかったのは一人だけです。ヒュー・ジャックマンが本当に最高で素晴らしい仕事をしてくれたので、彼(ウルヴァリン)をリブートしたいですね。(ウルヴァリンに)若者をキャスティングしてリブートしたら楽しいのではないでしょうか。ヒューが取ったのと同様に、違う方向へ進む可能性があると思います。ヒューはウルヴァリン役で大成功を収めましたよね。なのにX-MENの全キャラクターのうち、なぜか不思議にも私が惹かれるのが彼なのです。理由は分かりませんが。そうですね、ウルヴァリンです。」

『X-MEN』シリーズでは、ウルヴァリンを主人公にした『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)や『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)、『LOGAN/ローガン』(2017)も製作され、彼は十分なほど描かれている。だがジャックマンふんするウルヴァリンは、ヴォーンがメガホンを取った『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』にはカメオ程度にしか登場しなかったため、監督はシリーズをリブートするならウルヴァリンを主人公にして、きちんと描きたいと思っているようだ。

では、若きウルヴァリンを演じてほしい俳優候補はいるのだろうか?その質問にヴォーンは、「今、彼は年を取ってしまいましたが、トム・ハーディが演じたら素晴らしかったでしょうね。タロン(・エジャトン)は寝ていてもウルヴァリンを演じられると思うし、アーロン・テイラー=ジョンソンも出来るでしょう。アーロンとタロンが私の最初のチョイスで、すごく上手くいくのではないかと思います」と答えている。

エジャトンといえば、ヴォーンが監督を務める『キングスマン』シリーズに主演している。ウルヴァリンを主人公にしたリブート版映画が実現して再タッグを組むことになったら、再び素晴らしいチームワークを見せてくれるのではないだろうか。

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Source:Comicbook.com

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。