「X-MEN」アニメ新シリーズ、2023年秋に配信決定 ─ シーズン2の製作も発表

テレビアニメ「X-メン」(1992-1997)の続編となるマーベルの新作アニメ、「X-MEN ’97(原題)」が2023年秋にディズニープラスで配信されることが明らかになった。2022年7月22日(米国時間)、マーベル・スタジオがサンディエゴ・コミコンにて発表した。
Just announced at #SDCC2022:
Marvel Studios’ X-Men ’97, an Original series, streaming Fall 2023 on @DisneyPlus. #XMen97 pic.twitter.com/h78d17GYsq
— Marvel Studios (@MarvelStudios) July 22, 2022
プレゼンテーションによると、「X-MEN ’97」は懐かしの“90年代のタイムライン”で新たな物語を描くシリーズ。脚本・製作総指揮は「ウィッチャー」(2019-)のボウ・デマヨが務め、エピソードは完全新作となる。なお、マーベル・スタジオはシーズン2を製作することも発表した。
マーベル・スタジオが登場を認めたキャラクターは、おなじみのプロフェッサーXやウルヴァリンをはじめ、サイクロップス、ジーン・グレイ、ジュビリー、ローグ、ストーム、ガンビット、マグニートー。米Varietyによると、さらにケーブルやビショップ、フォージ、モーフのほか、X-MENの宿敵である“ヘルファイア・クラブ”のメンバーとして、エマ・フロストやセバスチャン・ショウ、ミスター・シニスター、ボリバー・トラスクも参戦するという。
いまだ開発は初期段階だというが、サンディエゴ・コミコンではファーストルックが公開されたほか、制作中のアニメーションも披露されている。現地のメディアやジャーナリストはその様子をSNSにて続々と報告した。
First look at ‘X-MEN 97’, releasing in fall 2023 on Disney+ #SDCC pic.twitter.com/9flC3U9kgI
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) July 22, 2022
脚本・製作総指揮のボウ・デマヨは、90年代のアニメシリーズが「自分自身のありかたを教えてくれた」と言い、本シリーズへの熱意を強調。「X-MENは普遍的な存在で、この世界から学べることは今でもたくさんあると思います」と述べた。
なお「X-MEN ’97」の製作にあたり、ディズニープラスでは前シリーズの「X-MEN」のエピソードが本来の展開に沿って入れ替えられたことも発表されている。たとえば、ジーン・グレイを描く有名エピソード「ダークフェニックス・サーガ」の順序などが調整されたということだ。
Because you asked for it, sugar: “X-Men: The Animated Series” is now in original story order on @DisneyPlus. ❌ #DisneyPlus pic.twitter.com/lKaFaydSAV
— Marvel Entertainment (@Marvel) July 22, 2022
アニメシリーズ「X-MEN ’97(原題)」は2023年秋にディズニープラスで独占配信予定。
Sources: Variety, Deadline, Marvel