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『イエスタデイ』レコーディングは線路脇のスタジオで ─ 劇中曲の収録とらえたメイキング映像を独占入手

イエスタデイ
©Universal Pictures

昨日までは、誰もがザ・ビートルズを知っていた。しかし今日、彼らの名曲を覚えているのは世界でたった一人だけ。『トレインスポッティング』(1996)『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)のダニー・ボイル監督最新作『イエスタデイ』より、劇中曲のレコーディング風景をとらえたメイキング映像をTHE RIVERが独占入手した。

今回のメイキング映像には、主人公ジャック役のヒメーシュ・パテルと、親友エリー役のリリー・ジェームズ、ダニー・ボイル監督、脚本家のリチャード・カーティスが登場。「TRACKS ON TRACKS」はジャックが初めて製作するアルバムで、「I Want To Hold Your Hand(抱きしめたい)」「She Loves You」「I Saw Her Standing There」の3曲が収録される。

カーティスは「全部ジャックの曲だ」と言っているが、もちろんこれらはザ・ビートルズによる初期の名曲たち。“ザ・ビートルズが存在しない世界”で、ジャックは記憶をたどって必死に楽曲を作る。そして自ら歌うことを決心するが、なかなか人々の注目を集められず、思うようにいかないのだった。そんなジャックに声を掛けたのは音楽プロデューサーの男性ギャビン。スタジオを貸してくれることになり、そこでジャックはザ・ビートルズの楽曲を自分の作品としてレコーディングする。

イエスタデイ
©Universal Pictures

メイキングでは、ゴム手袋などを使う様子やリズムにのって踊る姿など、楽しくレコーディングする様子が捉えられており、撮影現場でいきいきと演奏する姿がライブ収録によってそのまま劇中に登場。なお、このスタジオは実在する収録スタジオであり、なぜか線路沿いに建てられているのが特徴。しっかり楽曲にも活かされているということだ。

『イエスタデイ』

イギリスの小さな海辺の町に住むシンガーソングライターのジャックは、幼なじみの親友エリーから献身的に支えられるもまったく売れず、音楽で有名になるという夢に限界を感じていた。そんな時、世界規模の大停電が起こり、ジャックは交通事故に遭う。昏睡状態から目を覚ましたジャックは、史上最も有名なバンド「ザ・ビートルズ」がこの世に存在しないことになっていることに気づき……。

イエスタデイ
©Universal Pictures

『イエスタデイ』で主人公ジャック役を演じるのは新鋭ヒメーシュ・パテル。幼なじみのエリー役は『ベイビー・ドライバー』(2017)リリー・ジェームズ、敏腕マネージャーのデボラは『ゴーストバスターズ』(2016)ケイト・マッキノンが演じる。さらに、世界的ミュージシャンのエド・シーランが本人役で登場。監督は『トレインスポッティング』(1996)『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)のダニー・ボイル、脚本家『ラブ・アクチュアリー』(2003)などのリチャード・カーティスが担当した。

映画『イエスタデイ』は2019年10月11日(金)全国ロードショー

ダニー・ボイル監督&脚本家リチャード・カーティスの対談映像

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THE RIVER編集部THE RIVER

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