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『ジャスティス・リーグ』ザック・スナイダー監督の次回作が判明 ― 1943年の小説『水源』を映画化

ザック・スナイダー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28487603362/

映画『マン・オブ・スティール』(2013)や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)など、DC映画ユニバースで重要なポジションを務めてきた映画監督ザック・スナイダーが、ファン待望の次回作についてSNSで明かした。

長年にわたってDC映画の製作に尽力してきたザック監督は、愛娘の死を受けて『ジャスティス・リーグ』(2017)の製作を途中降板。完成版には監督としてクレジットされているものの、膨大な再撮影や仕上げ作業には関与しておらず、未だ本編を観ていないことも示唆している。このことから、ザック監督のDC映画離脱は本人の意向ではなかったとする声も根強い。

このたび、ザック監督が愛用するSNS「VERO」にて明かしたところによると、次回作となるのは『The Fountainhead(原題)』。1943年に出版されたアイン・ランドの小説『水源』(ビジネス社刊)を映画化するもので、これまでザック監督が手がけてきた作品群とは大きく趣の異なるものになりそうだ。『水源』は1949年に『摩天楼』として映画化されており、同作にはゲイリー・クーパー、パトリニア・ニールらが出演した。

ザック監督は『水源』の映画化企画について2016年から語っており、「『水源』には創作のプロセスや、なにかを生み出すとはどういうことかが描かれているんです」話していた。自分の個人的な意志を選ぶか、世間から評価されることを選ぶかで逡巡する若い建築家の物語には、ザック自身の思想や現在の状況が大いに反映されることになりそうだ。監督の新境地にして真髄ともいうべき作品になるかもしれない。

なおザック監督は、この『The Fountainhead(原題)』のほかに、戦時下を舞台としたスリラー映画『The Last Photograph(原題)』の準備も進めていた。作家性を存分に活かした堂々のカムバック、今から楽しみにしておこう。

Sources: Deadline, THR
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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