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『白雪姫』レイチェル・ゼグラー、『スパイダーマン』マリサ・トメイと母娘役に ─ 「厄介な」家族の再会コメディ出演

Blank Check on Broadway: The Nineversary https://vimeo.com/1040905858 | Super Festivals https://www.flickr.com/photos/superfestivals/53894879507/ | Remixed by THE RIVER

実写版『白雪姫』(2025)のレイチェル・ゼグラーと、マーベル・シネマティック・ユニバース版『スパイダーマン』シリーズのメイおばさん役で知られるマリサ・トメイが、新作コメディ映画『She Gets It From Me(原題)』で母娘役を演じることがわかった。米Varietyなどが報じている。

実話に基づく本作は、主人公・ニッキー(ゼグラー)の婚約祝いが、元パンクロッカーで薬物依存の母・シャーロット(トメイ)探しに一変する物語。2人は絆を取り戻すため、アナーキーな母娘の旅に出る。あらすじには「YouTubeには感動的な家族の再会動画があふれているが、その後の厄介な余波を誰も撮ることはない」と記されており、波乱の展開が期待される。

監督は『そして明日は全世界に』(2020)ユリア・フォン・ハインツ、脚本は『The Oranges』(2011)ジェイ・ライス。プロデュースは『ブリグズビー・ベア』(2017)『アシスタント』(2020)の3311 Productions、ドイツの独立系製作会社Seven Elephantsのアンナ・ヴェルナーがライスと共同で務める。Embankment Filmsが海外販売、CAAが米国での権利を担当し、カンヌ国際映画祭で海外向けの事前販売が開始される予定だ。

フォン・ハインツ監督は 、本作を「私たち全員の人生の一部を反映した、本当に面白く、没入感のある映画です」と紹介。「ジェイ(・ライス)の脚本は、不条理だけど奥深く、厄介だけど意味を持つ家族のダイナミクスをきわめてリアルに描いています。2つの世界が衝突することで、正直さゆえに深く突き刺さるコメディを生み出します」と語った。

スティーヴン・スピルバーグ監督のリメイク版『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)のマリア役でデビューしたゼグラーは、同役でゴールデン・グローブ賞を受賞。『白雪姫』以外にも『ハンガー・ゲーム0』(2023)『シャザム!〜神々の怒り〜』(2023)などの話題作に出演し、ロンドンで再演される舞台『エビータ』でも主演を務める。

トメイは『いとこのビニー』(2008)でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、『イン・ザ・ベッドルーム』(2001)『レスラー』(2008)ではノミネートを獲得。近年はMCUのメイ・パーカー役として広く知られ、『ブルックリンでオペラを』(2023)『アップグレード:どん底女子の幸せ探し』 (2024)など幅広いジャンルで活躍している。

Source:Variety

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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