『スター・トレック』アフーラ役ゾーイ・サルダナ、「最後にもう一度」復帰したい

J・J・エイブラムス版『スター・トレック』シリーズでアフーラ役を演じたゾーイ・サルダナが、「最後にもう一度」新作での復帰を熱望している。
「ケルヴィン・タイムライン」と呼ばれるJ・J版『スター・トレック』シリーズは、『スター・トレック』(2009)『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)『スター・トレック BEYOND』(2016)の3作が製作されている。前作以来、第4作の企画はしばしば報じられていたものの、あらゆる理由によりいまだ実現していない状況だ。
しかし2024年1月、パラマウント・ピクチャーズはJ・J版『スター・トレック』の数十年前を描く前日譚映画の製作を発表。あわせて、『スター・トレック BEYOND』の続編となる“シリーズ最終章”の第4作も活発に企画開発が行われていることがわかった。この知らせを受けて、サルダナは米ComicBook.comの取材にて復帰の意志を明かしている。
「若い世代の新作を準備していると聞きました。だけど、しばらく動きがなくて、その前なのか後なのかわからないけれど、まだ私たちベテランを最後に全員呼び戻したいと考えているとも。みんな忙しい人たちだから、集めてくるのは大変なことだと思います。だけど、バッド・ロボットでJ・J・エイブラムスと仕事をするのは、常に素晴らしくて素敵な経験でした。最後にもう一度できるのなら、とてもありがたいことです。」
『スター・トレック』第4作については、2022年2月にパラマウントが製作を発表し、ケルヴィン・タイムラインの出演者を全員復帰させて2022年内にも撮影開始予定だった。ところが監督に就任していたマット・シャックマンが降板したことで計画の再検討を余儀なくされ、現在の状況に至っているのである。
もっとも既報の内容を信じるなら、いずれ第4作はなんらかの形で実現することになるだろう。サルダナの「最後にもう一度」の願いも、きっと叶うにちがいない。
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Source: ComicBook.com