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『ゾンビランド』続編、2019年10月11日に米国公開決定 ― ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーンら前作出演者&スタッフ復帰

ゾンビランド
Photo by George Kelly https://www.flickr.com/photos/allaboutgeorge/3997809656/ Remixed by THE RIVER

ホラー・コメディの傑作『ゾンビランド』(2009)の続編映画『ゾンビランド2(仮題)』が2019年10月11日に米国公開されることがわかった。米ソニー・ピクチャーズが正式に発表している。

世界中の映画ファンに愛され、今もなおファンを増やしつづけている『ゾンビランド』は、前作の公開後から続編を求める声のやまなかった一本だ。2018年5月中旬には続編の企画が進行していることが示唆され、去る7月13日(米国時間)には正式始動がアナウンスされている。
ちなみに「2019年10月」という米国公開時期は、5月の時点で脚本家ポール・ワーニックが希望していたもの。長らく待ち望まれた続編は、どうやらすこぶる順調に進められているようである。

前作『ゾンビランド』は、謎の新型ウィルスによって人食いゾンビが蔓延した世界を舞台に、数少ない生存者が協力し合ってゾンビから逃れる旅に出るというストーリーだった。続編では前作の主要人物が再び集結し、新種のゾンビや新たに登場する生存者たちと出会うことになるという。抜群の強さ誇る男タラハシー、オタク青年コロンバス、詐欺師姉妹のリトルロック&ウィチタという“疑似家族”にも新たな葛藤が生ずることになりそうだ。

来たる続編には、前作のクリエイティブ・チームが一挙再集結。この9年でそれぞれキャリアを飛躍させたメンバーが一堂に会する。タラハシー役のウディ・ハレルソンは、近年『スリー・ビルボード』(2018)や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)といった話題作に多数出演。コロンバス役のジェシー・アイゼンバーグは『ソーシャル・ネットワーク』(2011)や『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)で注目を浴びたほか、ウィチタ役のエマ・ストーンは『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『ラ・ラ・ランド』(2016)などを経て、いまやハリウッドに欠かせない女優の一人となっている。
また監督のルーベン・フライシャーは、「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ映画『ヴェノム』(2018)を製作中。脚本のレット・リース&ポール・ワーニックは『デッドプール』シリーズをはじめ多数のプロジェクトに携わっている。

本作を手がける米コロンビア映画(ソニー傘下)のサンフォード・パニッチ会長は、『ゾンビランド』続編についてこのように声明を発表した。

この映画は、ファンのみなさんが長らく実現を望んでくださったプロジェクトのひとつです。そして、エマやウディ、ジェシー、アビゲイル(・ブレスリン)以外での実現は誰も望んでいなかった作品でもあります。最も求められている俳優たちである彼らが本作に参加してくださるのは、この作品での役柄を、彼らが愛しているからだと思います。ルーベン(監督)が続編に快く復帰してくれたことにも感激しています。『ヴェノム』における彼の仕事は本当に素晴らしいんですよ。」

映画『ゾンビランド2(仮題)』は2019年10月11日に米国公開予定。ちなみに前週には、ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作『ジョーカー(邦題未定、原題:Joker)』が公開されることが判明している。

Sources: Deadline, THR
Eyecatch Image: Photo by George Kelly Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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