『ズートピア2』は1作目を超えるとプロデューサーが約束

2016年の公開から、7年越しで続編が発表されたディズニーアニメ映画『ズートピア』。2023年2月に第2弾の製作が決定してから新たな情報は届いていなかったが、前作でプロデューサーを務めたタブラッド・シモンセンが、続編に期待できることを米The Directに語った。

前作と続編を比較して、「続編は別のレベルになります」とコメントしたシモンセン。「みんな、続編にすごく興奮しています。それは僕が第1作で参加したあの世界は、正直なところ、自分の人生で最高に素晴らしい経験のひとつでした。そして、次作はさらにレベルアップして、前作並、いや、それ以上になると確信しています。このプロジェクトに本当にワクワクしています」と続けた。

シモンセンは続編にかなり自信を持っているようだが、現時点で2作目のプロットや設定などは発表されていない。

第1作の舞台は、動物たちが人間のように暮らす楽園“ズートピア”。史上初のウサギの警察官となったジュディ・ホップスが周りの偏見を乗り越えながら、詐欺師のキツネ、ニック・ワイルドの協力を得て、ズートピアを揺るがす連続行方不明事件の解決に奔走する。一見するとポップ＆コミカルながら、差別問題や権力の腐敗など現代社会に潜む問題を克明に描き、第89回アカデミー賞の長編アニメ映画賞に輝いた

続編についてはカムバックするキャラクターやボイスキャストも不明だが、ジュディ役を演じたジェニファー・グッドウィン、ニック役のジェイソン・ベイトマンの復帰が期待される。第1作にはボゴ署長役でイドリス・エルバ、ベルウェザー副市長役でジェニー・スレイト、ライオンハート市長役でJ・K・シモンズ、ガゼル役で歌手のシャキーラが声を担当した。

『ズートピア』続編（タイトル未定）の米国公開時期は未定。さらなる新情報の到着を待ちたい。

Source:The Direct