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『マトリックス』第4作は奇妙で野心的な映画 ─ テスト試写参加者「賛否両論となるでしょう」

マトリックス リローデッド
© Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ

キアヌ・リーブス主演、SFアクション『マトリックス』シリーズ第4作の米国公開(2021年12月22日に米国公開)まで残すところ半年に迫る中、どうやらテスト試写が実施されたようだ。

『マトリックス レボリューションズ』(2003)から18年の時を経て製作された最新作。ネオふんするキアヌ・リーブスや、トリニティふんするキャリー=アン・モスらオリジナルキャストと、ラナ・ウォシャウスキーが監督・脚本家として復帰する。マシンと人類の壮絶な戦いの末、ネオとトリニティは前作で命を落としてしまった。続編での登場の仕方に注目が集める。

ネオとトリニティの再登場の仕方をはじめ、早くも高い注目を集める本作の物語については不明だが、どうやら試写に参加したデヴィッド・マニングによると、「奇妙で、メタ的で、夢中にさせられて、驚くほどに面白くて、どこまでも野心的」だという。さらに、ラナ・ウォシャウスキーの過去作に敬意を表しながら、本作が『ジュピター』(2015)的ではなく、『クラウド アトラス』(2012)的であるとも説明した。もっともデヴィッドは、「好きな人にとってはとにかくたまらない作品となる」としながらも、「評判は賛否両論となると思います」とも付け加えている。

なお本作のタイトルは依然として正式発表されていないが、デヴィッドは上映時に『Matrix Resurrections』と表示されていたと報告している。Resurrectionは復活を意味する言葉。ネオとトリニティが何らかの形で復活するとなれば、それを表現する上でこれ以上なく相応しい言葉と言えるだろう。とはいえ、このタイトルは以前ワーナー・ブラザースから否定されていたため、もしかしたらワーキング・タイトル、もしくは仮題なのかもしれない。

映画『マトリックス4(原題:Matrix 4)』は2021年12月22日に米国公開予定。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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