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『トップガン マーヴェリック』IMAX社CEOが公開再延期を止めようとしていた ─「どんな状況でも人は集まると思ったので」

トップガン マーヴェリック
(C) 2022 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

トム・クルーズ主演、『トップガン マーヴェリック』は幾度に渡り公開延期を余儀なくされてきたが、35周年を迎える記念すべき2021年についに日の目を浴びる予定だった。しかし本作はまたしても延期となり、現時点では、2022年5月27日に米国公開されることになっている。もっとも、今回の公開延期を止めようとしていた人物がいたようだ。

『トップガン マーヴェリック』では、マーヴェリックが現役を退いており、パイロットを育成する教官として重要な任務に挑む姿が描かれる。35年ぶりに蘇る続編の再延期を考え直すよう促していたのは、IMAX社のCEOであるリッチ・ゲルフォンド氏。その理由は、「どんな状況下であってもこの映画に人は集まってくると思ったので」と説明している

トム・クルーズをはじめとするメインキャストが、過酷な訓練に耐え実際に戦闘機に乗り込み、IMAXカメラを乗せて撮影するという試みまでなされている本作。合成も一切使用されていないということもあって、その圧倒的な映像体験に観客は度肝を抜かれることになりそうだ。ゲルフォンド氏もまたそう思ったからこそ、公開延期を止めようとしていたのだろう。

しかし、本作の配給を担当している米パラマウント・ピクチャーズは、コロナ禍の影響を受ける世界各国の現状を鑑みて、さらなる公開延期を決断した。ゲルフォンド氏は「彼らは完璧な状況下での公開を望まれているのです」としながら、その決定に理解も示している。「パラマウントで決定権を持っている方々の近くで多くの時間を過ごしてきたので、『トップガン』が彼らにとって特別なものであることは理解しています。トム・クルーズはこの映画を作るために35年以上も待ったのですから」。

『トップガン マーヴェリック』は2022年5月27日に米国公開。日本公開日は未定。

Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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