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『007』第25作、監督に『トレインスポッティング』ダニー・ボイルが有力視 ― 有名監督起用の方針へ転換か

ダニエル・クレイグ
Photo by www.GlynLowe.com https://www.flickr.com/photos/glynlowe/22549225906

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役として続投する、映画『007』シリーズの第25作(正式タイトル未定)の新監督として、『トレインスポッティング』(1996)や『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)、『スティーブ・ジョブズ』(2015)などを手がけたダニー・ボイルが有力視されていることがわかった。米Variety誌が伝えている。

ダニー監督は『007』第25作に興味を示しているほか、これまでボンド映画を撮ることに関心を抱いてきたようだ。監督は現在、英国の製作会社ワーキング・タイトルとの新作映画を準備中だということだが、そちらは出演者も決定していない状況だという。現時点で『007』シリーズを製作するMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)&イーオン・プロダクションズから正式なオファーは出されていないようだが、状況が進展すれば、ダニー監督が『007』就任のために新作映画を一時保留する可能性もあるとみられる。

『トレインスポッティング』より (c) Channel Four Television Corporation MCMXCVC

『007 スカイフォール』(2012)、『007 スペクター』(2015)を監督したサム・メンデスが次回作に就任しないことが明らかになってから、これまでシリーズ第25作の監督を務める人物には諸説ささやかれていた。
ダニエル・クレイグが熱望したという、『ブレードランナー 2049』(2017)のドゥニ・ヴィルヌーヴが多忙につき就任困難であることが判明し、またファンの間で注目されていたクリストファー・ノーランが「次回作は断じて撮らない」と述べたことから、最有力候補は『ベルファスト71』(2014)のヤン・ドマンジュ監督だとされていたのである。
しかしVariety誌によれば、『007』第25作の配給権をアンナプルナ・ピクチャーズが獲得したのち、より有名な監督を起用する方針になったようだ。

繰り返すが、本報道の時点でダニー・ボイル監督にスタジオ側から正式オファーは出されていないという。しかし、もし実現すれば、従来とは異なるスタイリッシュさを獲得した『007』になることは間違いないだろう。今後の情報に注目することにしよう。

Source: http://variety.com/2018/film/news/james-bond-25-danny-boyle-director-1202705314/
Eyecatch Image: Photo by www.GlynLowe.com https://www.flickr.com/photos/glynlowe/22549225906

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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