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『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック、『007』新作の悪役候補だった ─ ドラマ撮影のため不可能か

ボヘミアン・ラプソディ
©THE RIVER

『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のフレディ・マーキュリー役で世界中からの注目を集めている俳優ラミ・マレックが、『007』第25作(タイトル未定)の悪役候補に挙がっていたことがわかった。

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を演じる最終作となる『007』第25作は、現在、2019年3月の撮影開始を目指して準備作業が行われている。このたび米Varietyは、『007』のプロデューサー陣が悪役やボンドガールなどのキャスティングを進めていること、悪役を演じる俳優としてマレックの名前が挙がっていたことを報じた。

一方でVarietyは、「たとえ出演オファーがあったとしても、マレックは出演を引き受けられないとみられる」とも記している。その理由は、マレックが主演を務めるドラマシリーズ「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-)最終シーズンの撮影が2019年3月から7月にかけて行われるため。『007』第25作の撮影予定とスケジュールが完全に被っているのである。

ただし、ここで留意しておきたいのは、『007』の製作陣がマレックをすでに候補から外したのか、それとも未だ候補に残っているのかは定かでないということだ。「スケジュールの都合で難しいのではないか」というのはVarietyの推測であり、実情は不明。『007』の悪役というビッグチャンスが舞い込んできた場合、マレック側が思わぬ動きを見せる可能性もある。

ちなみに『007』シリーズの近作では、悪役を映画界の実力者が演じる傾向が続いていた。『007 スペクター』(2015)のクリストフ・ヴァルツ、『007 スカイフォール』(2012)のバビエル・バルデム、『007 慰めの報酬』(2008)のマチュー・アマルリック。『ボヘミアン・ラプソディ』での演技が絶賛され、アカデミー賞ノミネートの声も上がっているマレックの起用も不思議ではないのである。

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

『007』新作、悪役は中東の人物か

『007』第25作の悪役には、以前『ワンダーウーマン』(2017)のサイード・タグマウイがキャスティングされていたことが判明している。タグマウイをキャスティングしたのは企画を離脱したダニー・ボイル前監督だったため、2018年9月の時点で、タグマウイ本人も“今後については不透明”との見解を示していた。悪役を演じる俳優が検討されているということは、すでにタグマウイも企画を離れている、もしくは配役の再検討が行われている可能性が非常に高い。

ボイル監督の降板後、タグマウイは「(悪役が)中東の人間の設定に決まればあなたが演じる、ロシア人の設定ならば別の俳優になる」とのメールをプロデューサーから受け取っていたという。エジプト系アメリカ人のマレックが候補に上がっている以上、悪役の設定はロシア人ではなく、依然として中東の人物のままだとみられる。

ボイル監督に代わって『007』第25作の監督を務めるのは、『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)やドラマ「マニアック」(2018)のキャリー・ジョージ・フクナガ。脚本は『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)以来の全作品を執筆したニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが担当する。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグのほか、『007 スペクター』でマドレーヌ・スワン役を演じたレア・セドゥ、M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、ミス・マネーペニー役のナオミ・ハリスが続投する。

映画『007』第25作(タイトル未定)は2020年2月14日に世界公開予定(日本公開日は不明)。撮影は2019年3月よりイギリス・ロンドンにて行われる。

Source: Variety

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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