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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』レア・セドゥ、シリーズ復帰は本人も予想外だった ─「『スペクター』が最後の作品と思っていた」

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
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ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を演じる最終作、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)ではボンドウーマン、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)が再登場する。どうやらレア・セドゥは、『007』シリーズに復帰できるとは思っていなかったようだ。

ジェームズ・ボンドが死闘を繰り広げてきた敵の娘であり、恋人のマドレーヌ・スワン。『007 スペクター』(2015)に続いての登場について、Total Film/GamesRader+のインタビューにてレア・セドゥは、本当に知りませんでした」と話している。どうやら、2作分の出演契約を最初に結んでいたわけではないようだ。シリーズ復帰を困難と考えていた理由は、「『スペクター』はダニエルがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品だと思っていたから」だという。

『007』シリーズでは、ひとりのボンドウーマンが連続で登場することは極めて異例で、レア・セドゥをマドレーヌ・スワンとして復帰させることを希望したのは、ダニエル・クレイグだった。Daily Mailによると、キャリー・フクナガ監督も同じく彼女の復帰を望んでいたとのことだ。その後、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリがセドゥに直接連絡し、復帰することが決定したのである。セドゥは「とても、とても嬉しかったです」と当時の気持ちを振り返っている。

こうしてマドレーヌ・スワン役を再演することになったわけだが、レア・セドゥは「『スペクター』とは全く違う感じがしました」と語っている。「このキャラクターは進化しています。私にとっては、全く新しいキャラクターでした。ボンドとマドレーヌの関係は、まさにこの映画の中心です。観客にとっても感情を揺さぶれる作品となるでしょう」。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は全国公開中。

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Source: Total Film/GamesRader+ , Daily Mail

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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