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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』マドレーヌ役レア・セドゥ、復帰に意欲 ─ 「カムバックの可能性はある」

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
NO TIME TO DIE © 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design © 2021 MGM. All Rights Reserved.

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役を演じる最終作となった『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)。誰が次期ボンドを務めるのか憶測が飛び交う中、『007 スペクター』(2015)より2作にわたってマドレーヌ・スワン役にふんしたレア・セドゥが、シリーズ第26作への復帰に意欲を見せている。

この記事には、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のネタバレが含まれています。

これまでに『007』シリーズでは、毎作ごとに新しい女性キャラクターが配役されるのが通例となっていたが、ボンドにとって最愛の女性であり物語の重要な鍵を握ったマドレーヌは、2作にわたって登場してシリーズの歴史を覆した。しかも、マドレーヌはボンドの娘の母親でもあり、そんな異例の存在となったマドレーヌのその後が語られる可能性はあるのだろうか?

Deadlineのインタビューでシリーズへの復帰について訊かれたセドゥが、「結局のところ、私は死んでいませんからね」と意味深に回答。「死んだのはジェームズでマドレーヌではありませんから。だから、何が起こるか分かりません。カムバックするかもしれませんね」と、マドレーヌ再演は十分にあり得ると反応。さらにセドゥは前向きな発言を続けている。

「これはフェイクニュースみたいなものでしょうか?でも、ちょっと真剣に振り返ったら、ラストでマドレーヌは娘と一緒に車で走り去りましたよね。ジェームズが2人を救ったおかげです。ダニエルのボンドは死んでしまったから新しいボンドが登場しますが、マドレーヌも戻ってこないとは限りませんよね。

セドゥの言葉通り、クレイグ版ボンドにとって非常に大きな存在だったマドレーヌと掛け替えのない娘が、新ボンド登場後も何らかの形で関わる筋書きは考えられる。しかしセドゥは、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリと今後について話をしていないのだという。「将来、マドレーヌがボンド映画に登場するかどうかについて、バーバラとは話をしていません。これはその場になってみないと分からない、考えても仕方のない憶測にすぎませんね」ともコメントした。

とにかく、その前に7代目ボンドを演じる俳優の決定が待たれる。以前にブロッコリは、「(俳優は)まだ誰も参加していません。どの方向性に進むのかを模索しているところです。撮影は少なくとも2年先になるでしょう」と述べていたことから、第26作の本格始動はまだまだ先になりそうだ。

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Source:Deadline

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。