【特集】トップスター&人気監督ぞくぞく登場!2017年Netflix注目作品、ヤバすぎラインナップ

突然ですが、2017年のNetflixがヤバい。先日、3月17日に配信がスタートしたばかりの『アイアン・フィスト』を、まだ観ていない方も多かろうと思われる中ではありますが、2017年、これからのNetflixがヤバい。
なにをしょっぱなから騒いでいるんだとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ハッキリ言ってただごとではありません。ブラッド・ピット、ティルダ・スウィントン、ロバート・レッドフォード、ウィル・スミスといったスター俳優や、スティーブン・スピルバーグ、デヴィッド・フィンチャー、ポン・ジュノ、ダンカン・ジョーンズら人気監督が参加するオリジナル作品が次々に配信開始されるのです。さらに、人気シリーズの新シーズンや新作も随時投入されるという大盤振るまい。
睡眠時間を削ってでも観たい、むしろ睡眠時間を削らないと全部はとうてい観られないようなボリュームが投入される、2017年これからのNetflixより、今回は特別に注目したい作品をご紹介しましょう!(なお、ご紹介する作品には筆者の趣味嗜好が大きく反映されていることをご了承ください)
豪華クリエイター陣の新作が目白押し
『伝説の映画監督 ―ハリウッドと第二次世界大戦―』(3月31日配信)
まずはスティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務める、注目のドキュメンタリー作品から。同名書籍を映像化した本作は、第二次世界大戦中、戦地にてカメラを回した映画監督である、フランク・キャプラ、ジョン・フォード、ジョン・ヒューストン、ジョージ・スティーヴンス、ウィリアム・ワイラーに迫ったもの。彼らを語るのは、スピルバーグのほか、巨匠フランシス・フォード・コッポラ、「ジェイソン・ボーン」シリーズのポール・グリーングラス、『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ、『スター・ウォーズ』シリーズの脚本を手がけたローレンス・カスダンというそうそうたる顔ぶれです。さらにナレーションはメリル・ストリープが担当と、ドキュメンタリーには不慣れな人でも、映画ファンならば絶対に見逃せない作品でしょう。
『砂の城』(4月21日配信)
2003年のイラクを舞台とした、第2次湾岸戦争(イラク戦争)初期の実話を基にした戦争映画。ドラマ『ナルコス』などに参加した、ブラジル出身のフェルナンド・コインブラが監督を務めています。THE RIVER的な見どころは、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のニコラス・ホルト、DCエクステンデッド・ユニバースでスーパーマンを演じるヘンリー・カヴィル、『スパイダーマン:ホームカミング』のローガン・マーシャル=グリーンの共演でしょう。ジャンル映画の最前線をひた走る、若きスターたちの新たな一面に期待したいところです。
『ロドニー・キング(原題)』(4月28日配信)
『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』(5月26日配信)
ジャーナリストのマイケル・ヘイスティングスによるベストセラーを原作にした、ブラッド・ピットが製作・主演を務める戦争コメディ。実在の軍人スタンリー・マクリスタルをモデルとした人物をピットが演じ、アフガニスタン紛争中に起こった、一人の将軍の栄光と転落の物語が描かれるようです。脚本・監督は『アニマル・キングダム』のデヴィッド・ミショッド。ベン・キングズレー、ティルダ・スウィントンという豪華共演陣も見どころのひとつです!