Menu
(0)

Search

【特集】トップスター&人気監督ぞくぞく登場!2017年Netflix注目作品、ヤバすぎラインナップ

ドラマ『スター・トレック:ディスカバリー』(5月配信予定)

もはや言わずと知れた『スター・トレック』シリーズの最新作であり、第1作『宇宙大作戦』の10年前が舞台という、いわゆる“プリクエル・ストーリー”です。2009年からスタートした、リブート版映画シリーズとは時系列が異なるというわけで、きっと初心者でもここからスタートできるような作品になるのではないでしょうか。ちなみにNetflixではシリーズの全727エピソードを配信中なので、逆に新作の配信開始までに過去作品を完全制覇するという手もありますよ……。

『オクジャ』(6月28日配信)

『殺人の追憶』『スノーピアサー』のポン・ジュノ監督が手がける“怪獣映画”ティルダ・スウィントン(『ウォー・マシーン』につづいての登場です)やジェイク・ギレンホールをはじめ、米韓の豪華メンバーが出演しています。謎の怪物「オクジャ」と少女、そしてオクジャを狙う多国籍企業の攻防を描いた作品のようですが、予告編を見るかぎり、なにやら感動押しのプロモーションが展開されている模様。しかし、ポン・ジュノ作品がストレートに泣かせてくるとは思えないあたり、気が抜けない一本ではないでしょうか……。

デスノート』(8月25日配信)

https://theriver.jp/death-note-1st-trailer/

おなじみ日本発の人気コミック『DEATH NOTE』をハリウッドで実写化した作品が登場です。これまでにもTHE RIVERでは、本作を幾度となく取り上げてきましたが、やはり気になるのは死神リュークをウィレム・デフォーが演じることでしょう。予告編のダークなトーンや、監督をホラー映画界の新鋭アダム・ウィンガードが務めることも、日本とはまったく異なるアプローチを予感させます。配信日も8月25日に決定したとあって、日本国内での今後の盛り上がりにも期待!

ドラマ『マインド・ハンター』(10月配信予定)

ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』でNetflixとのタッグを大成功させたデヴィッド・フィンチャーが新たにプロデュースするのは、獄中の殺人鬼による未解決事件を二人のFBI捜査官が追うサイコ・スリラー。フィンチャーにとっては大得意のジャンルとあって、本編の内容は一切わからないものの、禍々しい狂気を十分感じられる予告編を見れば、否応なく期待が高まるというものです。なお本作はドラマ・シリーズで、フィンチャー自身も全10話中3話を監督するとのこと。

『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー(原題)』(12月配信予定)

カンボジアの作家・人権活動家、ルオン・ウンによる回顧録『最初に父が殺された―飢餓と虐殺の恐怖を越えて』を、監督第4作目となるアンジェリーナ・ジョリーが手がける一作です。脚本はジョリーと、原作者であるウン自身が執筆しています。まだどんな作品になるのかは不明ですが、これもおそらく、相当ヘビーな映画になる予感……。

ブライト』(12月配信予定)

『スーサイド・スクワッド』が記憶に新しい、ウィル・スミス主演デヴィッド・エアー監督の再タッグによるSFファンタジー。歴史始まって以来、人間やエルフ、オーク、妖精たちの共存している世界が異次元には存在していた……という設定で、ふたりの警官(ウィル・スミス、ジョエル・エドガートン)が世界を脅かす怪異に遭遇するというストーリーのようです。脚本は『クロニクル』『エージェント・ウルトラ』のマックス・ランディス。今度はどんな世界観を見せてくれるのでしょうか?

『アワー・ソウルズ・アット・ナイト(原題)』(年内配信予定)

(Photo by Kerry Brown/©Netflix) http://deadline.com/2016/12/our-souls-at-night-robert-redford-jane-fonda-photo-netflix-original-film-1201876378/
(Photo by Kerry Brown/©Netflix) http://deadline.com/2016/12/our-souls-at-night-robert-redford-jane-fonda-photo-netflix-original-film-1201876378/
ケント・ハルーフの同名小説を、1979年の『出逢い』以来、38年ぶりの共演となるロバート・レッドフォード&ジェーン・フォンダの顔合わせで映像化した作品です。数十年間、小さな村の隣人同士として暮らしてきた二人の男女は、今ではともに配偶者を亡くし、子供とも別居して、広い家にそれぞれ一人で生活していた。やがて二人は少しずつ交流を始め、残りの人生を楽しみはじめて……。脚本を『(500)日のサマー』『きっと、星のせいじゃない。』のスコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーが執筆しているところに注目。もしや超瑞々しいラブストーリーなのでは?

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly