THE RIVER超厳選!2018年、必見&気になる海外映画60作品徹底ガイド

新年あけましておめでとうございます。本年もTHE RIVERを何卒よろしくお願い申し上げます。
ついにやってきた2018年、「一年の計は元旦にあり」というわけで、みなさまは今年気になる映画をすでにチェックされていることだろうか……。THE RIVERでは新年企画として、2018年の映画鑑賞をお手伝いすべく、今年必見&注目の海外映画60作品(劇場公開作品)をご紹介させていただくことにした。
2018年も、ポップカルチャーがみなさまの生活をよりよいものにすることを願って。
1月~3月公開作品
1月
まずは1月、新年は人気作品の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』(5日公開)からスタートだ。前作のアクションとユーモア、映像センスはそのまま健在。コリン・ファース&タロン・エガートンほかおなじみの顔ぶれに、新たなる出演者が加わったコラボレーションの妙を堪能しよう。
さらに『アベンジャーズ』などマーベル映画に対するロシアからの回答『ガーディアンズ』(20日公開)、日本発ホラーがハリウッドから三たび帰ってくる『ザ・リング リバース』(26日公開)もやってくる。
また『ハート・ロッカー』(2008)や『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)のキャスリン・ビグロー監督が1967年のデトロイト騒動を撮り、米国の批評家から絶大なる評価を集めた『デトロイト』(26日公開)、スティーヴン・キングの長編シリーズを大胆な手つきで映画化した『ダークタワー』(27日公開)にも注目しておきたい。
2月
鬼才マーティン・マクドナー監督による犯罪映画で、アカデミー賞の有力候補として注目される『スリー・ビルボード』(1日公開)は、目利きの批評家や映画ファンから早くも絶賛の相次ぐ一本だ。
ヒュー・ジャックマンが『レ・ミゼラブル』(2012)以来のミュージカル映画に挑んだ『グレイテスト・ショーマン』(16日公開)は、ザック・エフロンや『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のゼンデイヤら共演者の顔ぶれも魅力的。
ソフィア・コッポラ監督の最新作『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(23日公開)では、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニングといったそうそうたる女優7人がコリン・ファレルを取り囲む。女性寄宿学園に男性が入り込んだことで起こる愛憎劇を描いたスリラー映画だ。
3月
春休みを控えた3月は、注目の作品が次々とスクリーンに登場する。
1日にはギレルモ・デル・トロ監督の最新作でベネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得したファンタジー・ロマンス映画『シェイプ・オブ・ウォーター』、いまや外れ知らずの巨匠クリント・イーストウッドが『ハドソン川の奇跡』(2016)に続いて現代の事件を撮った『15時17分、パリ行き』、そして『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)のライアン・クーグラー監督が挑むマーベル・シネマティック・ユニバース作品『ブラックパンサー』の3本が同日公開される。
翌2日には、『ブレードランナー 2049』(2017)のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督などクリエイターから絶賛された、人間を13cmに縮める技術を描く『ダウンサイズ』が登場だ。
月の後半には、春休みらしい家族で観られる作品も揃った。すでに海外で圧倒的評価を集めるディズニー/ピクサー作品『リメンバー・ミー』(16日公開)では、22分の新作アニメ『アナと雪の女王 家族の思い出』も同時上映される。そのライバルとしてユニバーサル&ドリームワークスが送り込んだ刺客は、“赤ちゃんにしておっさん”『ボス・ベイビー』(21日公開)。人気ゲームの映画版をリブートした『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(21日公開)の鮮烈なアクションにも注目しよう。
ゲイリー・オールドマンが驚異の特殊メイクで本人そのままに“変身”した、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』も3月公開、こちらも見逃し厳禁だろう。