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米興収2023年ラスト週、『ウォンカ』が首位返り咲きで制す ─ 『アクアマン/失われた王国』堅調、早くも『マーベルズ』超え

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』とた『アクアマン/失われた王国』
(c) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

2023年の米興行収入ランキング最終週は、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』がトップの座を奪い返す形で締めくくられた。

12月29日〜31日の米週末興収ランキングでは、3週目の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が2,395万ドルで第1位。この映画は公開以来、1位、2位、1位と推移している。1月1日までの米国内累計興収は1億4,276万ドル、全世界は3億8,716万ドル。

初登場首位だった『アクアマン/失われた王国』は『ウォンカ』に首位返り咲き許す形で2位に。週末1,950万ドル、米累計は8,467万ドル、全世界2億5,827万ドルだ。『ウォンカ』『アクアマン』共にワーナー・ブラザース配給作品。

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『アクアマン/失われた王国』は現行DCユニバース最終作となるが、他作品を意識せず『アクアマン』シリーズとして楽しめる内容。こうした作りによるもか、あるいは年末休暇の需要増によって、前週比マイナス29.6%の下落率で2週目に移った。この頃のスーパーヒーロー映画は2週目下落率が著しく、『ザ・フラッシュ』はマイナス72.5%、『マーベルズ』はマイナス78.1%も落としていた。

『アクアマン/失われた王国』 の初週末2,770万ドルはやや物足りない数値となっていたが、2週目の粘りや、中国人気(初週末3,370万ドル)によって堅調。すでに『マーベルズ』の米累計(8,449万ドル)と世界累計(2億564万ドル)を超えている。『ザ・フラッシュ』の世界累計(2億7,063万ドル)にも迫る勢いだ。

29日〜31日の週末は、3位にユニバーサル・ピクチャーズ&イルミネーション・スタジオの『FLY!/フライ!』が1,723万ドルを記録。4位にはまたもワーナー・ブラザース作品となる『カラーパープル』が1,300万ドルでデビューした。

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は公開中。『アクアマン/失われた王国』は2024年1月12日、『カラーパープル』は2月9日、『FLY!/フライ!』は3月15日よりそれぞれ日本公開だ。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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