THE RIVER夕刊号では、その日の記事にはあげられなかったけれど注目しておきたいニュースや話題をまとめてお届け。2021年6月23日のトピックはこちら！

ジェイク・ギレンホール＆ヴァネッサ・カービー、『ディーパンの闘い』脚本家の監督作で共演へ

ジェイク・ギレンホール＆ヴァネッサ・カービーが、サバイバル・スリラー映画『Suddenly（原題）』にて共演することがわかった。監督・脚本を務めるのはトーマス・ビデガン。『ディーパンの闘い』（2015）をはじめ、『預言者』（2009）『ゴールデン・リバー』（2018）など、ジャック・オーディアール監督作の脚本を数多く手がけてきたことで知られる逸材で、本作が監督としては2作目となる。イザベル・オーティシエによるフランスの小説『Soudain Seuls（原題）』が原作。同書では、南大西洋の島に取り残されたカップルが、夢のような旅が悪夢となり、生き延びるために奮闘する姿が描かれている。ふたりの関係の原動力に焦点を当てるとともに、現代社会の実態が浮き彫りとなっていく。

Source:Deadline

『ボーダーランズ』実写版の撮影が終了

ゲーム『ボーダーランズ』シリーズの実写映画版の撮影が終了した。『ボーダーランズ』シリーズは、パンドラという銀河の惑星を舞台に、プレイヤーがトレジャーハンターとなってモンスターや無法者たちと戦う作品だ。映画版のキャストには、ケイト・ブランシェットがリリス役、ジェイミー・リー・カーティスがタニス役、ケヴィン・ハートがローランド役、フロリアン・ムンテアヌがクリーグ役、ジャンクブラックがクラップトラップ役、アリアナ・グリーンブラットがタイニー・ティナ役、エドガー・ラミレスがアトラス役、ヘイリー・ベネットがオリジナルキャラクターとして登場見込み。『ホステル』シリーズや『ノック・ノック』（2015）などのイーライ・ロスが監督を、「チェルノブイリ」（2019）のクレイグ・メイジンが脚本を担当している。公開時期は不明だ。

Source:Collider

ジェシー・アイゼンバーグとエイドリアン・ブロディ、ライリー・キーオが共演

『ソーシャル・ネットワーク』（201）ジェシー・アイゼンバーグ、『戦場のピアニスト』（2002）エイドリアン・ブロディ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（1989）のライリー・キーオが、新作映画『Manodrome（原題）』で共演する。アイゼンバーグが演じる主人公はボディビルダー志望のUberドライバーで、自由主義で男性主義のカルトに入信し、抑圧されていた欲望が目覚め、現実を見失っていくという“ニヒリスティック・スリラー”だという。監督は南アフリカ出身のジョン・トレンゴーブで、これが英語作品デビュー。

Source:Deadline

ブライアン・タイリー・ヘンリー＆ケイト・マーラ、近未来FBIドラマで共演

「アトランタ」（2016-）『ゴジラvsコング』（2021）のブライアン・タイリー・ヘンリーと、『ファンタスティック・フォー』（2015）インヴィジブル・ウーマン役で知られるケイト・マーラが、米FX局の新作ドラマ「Class Of ’09（原題）」で共演する。近未来を舞台に、人工知能（AI）によって刑事司法制度が一新されたアメリカの世界が描かれる。脚本・製作総指揮は、『チャイルド44』（2008）『グラーグ57』（2009）などを手掛けたイギリス出身の作家トム・ロブ・スミス。全8話のリミテッドシリーズとなる。

Source:Deadline

アダム・ドライバー＆レオス・カラックスのミュージカル、米公開日決定

アダム・ドライバー主演、レオス・カラックス監督、ロック・オペラ・ミュージカル『アネット（原題：Annette）』の米国公開日が発表された。2021年8月6日に劇場公開を迎えた後、Amazon Prime Videoにて8月20日より配信。ちなみにフランスでは、カンヌ国際映画祭の初日、7月6日にそのまま劇場でも公開を迎える。アメリカやフランス以外での公開時期については不明だ。『アネット』は、カラックスにとって『ホーリー・モーターズ』（2012）以来の作品であり、初となる英語作品。アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、スタンドダップ・コメディアンのヘンリー（アダム・ドライバー）、その妻で世界的に有名な歌手のアン（マリオン・コティヤール）、幸せな日々を送るふたりが織りなす恋愛模様を描く物語だ。ふたりが授かった初子アネットは、並外れた才能を持つ神秘的な少女であり、理想な生活を送るふたりの人生を大きく変えることになる。

Source:Collider