【夕刊】デヴィッド・フィンチャー新作、2021年秋に撮影/アダム・ドライバーが歌唱、新作の劇中歌が米公開/イーライ・ロス、サメのドキュメンタリー映画を製作

THE RIVER夕刊号では、その日の記事にはあげられなかったけれど注目しておきたいニュースや話題をまとめてお届け。2021年6月25日のトピックはこちら!
デヴィッド・フィンチャー最新作、2021年秋に撮影開始
『ファイト・クラブ』(1999)『Mank/マンク』(2020)などのデヴィッド・フィンチャー監督、マイケル・ファスベンダー主演によるNetflix映画『The Killer(原題)』が、2021年秋より撮影開始となることがわかった。撮影は、フランス・パリにて執り行われるとのことだ。アレクシス・ノランによるグラフィック・ノベル『The Killer』が原作。同作では倫理基準が存在しない世界を舞台に、冷血な暗殺者が心理的危機に陥っていく姿が描かれている。『セブン』(1995)のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが脚本を、「マインドハンター」(2017-)『Mank/マンク』のエリック・メッサーシュミットが撮影監督を担当。配信時期については不明だが、早ければ2022年内には日の目を浴びそうだ。
Source: Collider
アダム・ドライバーが歌唱、レオス・カラックス監督作の新劇中歌が米公開
アダム・ドライバー主演、レオス・カラックス監督、ロック・オペラ・ミュージカル『アネット(原題:Annette)』より、劇中歌「We Love Each Other So Much」の歌詞付き映像が米国公開された。『アネット』は、カラックスにとって『ホーリー・モーターズ』(2012)以来の作品であり、初となる英語作品。アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、スタンドダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)、その妻で世界的に有名な歌手のアン(マリオン・コティヤール)、幸せな日々を送るふたりが織りなす恋愛模様を描く物語だ。ふたりが授かった初子アネットは、並外れた才能を持つ神秘的な少女であり、理想な生活を送るふたりの人生を大きく変えることになる。このたび公開された劇中歌は、 スパークスとカラックスが共同で作詞を担当し、スパークスが作曲・演奏、アダム・ドライバーらキャストが歌唱したものだ。2021年8月6日に米国で劇場公開を迎えた後、Amazon Prime Videoにて8月20日より米国配信。フランスでは、カンヌ国際映画祭の初日、2021年7月6日にそのまま劇場でも公開を迎える。アメリカやフランス以外での公開時期については不明だ。
マヤ・ホーク&カミラ・メンデス共演作、ソフィー・ターナーら豪華若手俳優9名発表
Camila Mendes, Maya Hawke, Austin Abrams, Alisha Boe, Rish Shah, Talia Ryder, Paris Berelc, Jonathan Daviss, Maia Reficco, Ava Capri & Sophie Turner will co-star in @JennKaytin Robinson’s movie Strangers—a dark comedy about two girls who team up to go after the other’s bully pic.twitter.com/4nuJotRwFP
— Netflix (@netflix) June 24, 2021
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)のマヤ・ホークと「リバーデイル」(2017-)のカミラ・メンデスがダブル主演を務めるNetflixの新作ダークコメディ映画『Strangers(原題)』に、新キャストが発表された。「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)ソフィー・ターナー、『ケミカル・ハーツ』(2020)オースティン・エイブラムス、「13の理由」(2017-2020)アリーシャ・ボー、『好きだった君へ: これからもずっと大好き』(2021)リッシュ・シャー、リメイク版『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)タリア・ライダー、『ヒュービーのハロウィーン』(2020)パリス・ベレルス、「アウターバンクス」(2020-)ジョナサン・デイヴィス、歌手のマイア・レフィッコ、「Love, Victor(原題)」(2020-)エイバ・カプリの9名だ。アルフレッド・ヒッチコック監督のダークコメディ風といわれる本作では、キュートな出会いを果たした10代の少女ドリューとエレノアがチームを組み、それぞれのいじめっ子を追いかけていく物語が描かれる。監督・共同脚本を務めるのは、Netflix映画『サムワン・グレート -輝く人に-』(2019)のジェニファー・ケイティン・ロビンソン。
Source: Deadline
イーライ・ロス、サメのドキュメンタリー映画手掛ける
『ホステル 』(2005)『グリーン・インフェルノ』(2013)などのイーライ・ロスによるサメをテーマにしたドキュメンタリー映画『Fin(原題)』が、2021年7月13日よりストリーミングサービス「Discovery+」にて米国配信されることが決定した。ロスといえば、サメ映画『MEG ザ・モンスター』(2018)で監督を務める予定だったが、創作上の違いから降板していたことでも知られる。『Fin』についてロスは、「僕がこれまでに手がけてきた映画の中で最も怖く、最も危険な作品」としながら、「鮫の無用な殺戮を終わらせるための希望的なメッセージもある」と説明している。
Source: Variety
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