アダム・ドライバーの恐竜SF『65』米公開日が変更、『シャザム!』続編と直接対決へ ─ ソニピク相当の自信あり

アダム・ドライバー主演のSFスリラー『65(原題)』の米国公開日が、当初予定されていた2023年3月10日から、1週間後ろ倒しの3月17日に変更された。米Deadlineが報じている。これにより、本作はDC映画『シャザム!〜神々の怒り〜』と同日の公開となる。
報道によると、『65』の配給・製作を務めるソニー・ピクチャーズは本作の仕上がりに相当の自信がある模様。『クワイエット・プレイス』シリーズのスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本を担った新機軸の“恐竜映画”で、ファミリー向けコメディ路線の『シャザム!』相手に勝負を仕掛けることになる。
なお本作の公開日変更により、当初は『65』と同日公開予定だった、2023年3月10日公開の『スクリーム』シリーズ最新作『Scream VI(原題)』には追い風が吹くこととなりそうだ。
『65』の舞台は6500万年前の地球。宇宙船で乗客を輸送する任務に就くミルズ船長(アダム・ドライバー)は、小惑星との衝突事故によって未知の惑星に不時着する。救難信号を発信し、乗客の生存者を探しながら生き延びる方法を模索するミルズは、唯一の生き残りである少女・コアに出会う。ふたりは生きて元の世界に戻るため、恐ろしい恐竜たちに立ち向かうことになる。
出演者はアダムのほか、少女・コア役に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で幼いガモーラ役を演じたアリアナ・グリーンブラット。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)のクロエ・コールマンや「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)のニカ・キングも出演している。プロデューサーにはベック&ウッズのほか、『スパイダーマン』シリーズや『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)などのサム・ライミ監督も名を連ねた。
映画『65(原題)』は2023年3月17日に米国公開予定。
Source: Deadline