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2019年アカデミー賞、撮影賞などの4部門をCM中に発表へ ─ オンラインでは同時配信

アカデミー賞
Photo by Prayitno https://www.flickr.com/photos/prayitnophotography/6883792695/

映画芸術科学アカデミーは、2019年2月24日(米国時間)に開催される第91回アカデミー賞授賞式にて、撮影賞をはじめとする4部門の発表をテレビCM中におこなうことを明らかにした。該当の4部門はテレビでは生中継されず、受賞者の発表やスピーチの様子は、追って映像が編集された形で放映されるという。

この方針は、映画芸術科学アカデミーと米ABC局が、授賞式のテレビ中継の放送時間を短縮することを目的として決定したもの。方針そのものは2018年8月の時点で明らかになっていたが、このたび該当する部門が正式に発表された次第である。

報道によれば、第91回アカデミー賞で生中継から割愛されるのは、撮影賞、編集賞、短編実写映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門。2020年の第92回授賞式では、これらの4部門とは異なる4~6つの部門が生中継されないことになる。このように、該当する部門は年ごとに変更されていく予定だ。

その一方、テレビでの生中継からは割愛されるものの、アカデミー賞の公式サイトやソーシャルメディアにて実施される授賞式のストリーミング配信では、これらの4部門も同時配信される。オンラインの配信では、テレビ放送がCMに入っている間も会場の様子が途切れずに伝えられるということだ。なお、アカデミー賞授賞式の様子がリアルタイムで配信されるのは今回が初めてとなる。

ちなみに第91回アカデミー賞には、すでにハリウッドを代表する豪華スター俳優陣がプレゼンターとして登壇することが決定済み。受賞者はもちろんのこと、発表の瞬間が生中継されないプレゼンターが誰になるのかということも大きなポイントといえるだろう。

第91回アカデミー賞授賞式は2019年2月24日(米国時間)に開催予定

アカデミー賞 公式サイト(英語):https://oscar.go.com/

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。