『悪魔のいけにえ』新ドラマと映画をA24&グレン・パウエルが製作へ

『ヘレディタリー/継承』(2018)『ミッドサマー』(2019)など現代ホラーを代表する作品を手がけるA24が、ホラー映画の金字塔『悪魔のいけにえ』の映画・テレビ化権を獲得したことが明らかとなった。米Varietyが報じている。
熾烈な入札競争の末に権利を獲得したA24は、まずテレビシリーズを製作する予定。映画版とあわせて現在は開発の初期段階にあるという。
かねてから本プロジェクトへの参加が報じられていた『トップガン マーヴェリック』(2022)のグレン・パウエルは出演はせず、自身の製作会社Barnstormを通してダン・コーエンとともに両作で製作総指揮を務める。
そのほか、 Spooky Pictureのロイ・リーとスティーヴン・シュナイダー、スチュアート・マナシル、Image Nationのベン・ロス、オリジナル映画『悪魔のいけにえ』の脚本を共同執筆したExurbia Filmsのキム・ヘンケルも名を連ねる。Exurbiaのイアン・ヘンケルとパット・キャシディはプロデューサーとして参加する。
リーとシュナイダーと『ストレンジ・ダーリン』(2023)『ロングウォーク』(2025)で組んだJT・モルナーがドラマシリーズの監督を務める。なお、同じ製作チームとImage Nationが関わる映画版には、モルナーは参加していない。
また、Verveは『悪魔のいけにえ』のメディア権を扱っており、Exurbiaと協力しながら、シリーズの遺産を守りつつフランチャイズを最適な形で展開することを目指し、A24との契約を主導したと発表されている。
パウエルは声明で、次のように意気込みを語っている。
「『悪魔のいけにえ』はお気に入りの映画のひとつです。この作品はホラー映画の一時代を決築き、公開から半世紀以上経った今でも、私の故郷である州を象徴する映画のひとつであり続けています。これほどアイコニックな作品とシリーズの新章に、Barnstormが関われることを光栄に思っています。A24という最高の拠拠点、先見性のある映画監督JT・モルナー、そして一流のプロデューサー陣、この夢のような作品に、これ以上ないチームだと感じています。」
さらにヘンケルは、「難しい決断でしたが、ジャンルの限界に挑戦するA24の姿勢や、限界に挑むアーティストと協業してきた実績が彼らを魅力的な選択肢にしました」とコメント。「さらに、JT・モルナー、ロイ・リー、ダン・コーエン、グレン・パウエルという素晴らしいクリエイティブ&製作チームが揃ったことで、真に目を見張るような予想外のシリーズを製作できる絶好の機会を得られたと確信しています」と述べた。
1974年公開の『悪魔のいけにえ』は、トビー・フーパー監督が手がけたスラッシャーホラー。田舎を訪れた若者たちが、チェーンソーを手にした狂気の殺人鬼レザーフェイスとその一家に襲われ、次々と惨劇に巻き込まれていく物語だ。
わずか14万ドルという低予算で制作された『悪魔のいけにえ』は、全米で3,100万ドルを稼ぎ出してホラー映画の歴史を塗り替えた。人皮の仮面をかぶり、チェーンソーを振り回す殺人鬼レザーフェイスは、今もなおホラーアイコンとして語り継がれている。シリーズは9作にわたり映画化され、世界累計2億5,200万ドル以上を売り上げた。
長い歴史を持つシリーズは、映画のほかコミック、小説、ゲームとして幅広く展開されている。新たなシリーズで、レザーフェイスの恐怖が次世代へと受け継がれることになりそうだ。
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Source:Variety





















