A24が『悪魔のいけにえ』権利獲得か ─ グレン・パウエル参加の新ドラマが制作予定

A24が、ホラー映画の金字塔『悪魔のいけにえ』の映画・テレビ化権を獲得する見込みであることがわかった。米InSneider、Deadlineが報じている。
1974年公開の『悪魔のいけにえ』は、トビー・フーパー監督が手がけたスラッシャーホラー。田舎を訪れた若者たちが、チェーンソーを手にした狂気の殺人鬼レザーフェイスとその一家に襲われ、次々と惨劇に巻き込まれていく物語だ。
本作の権利獲得をめぐって複数の入札者がオークションに参加しており、A24が優位に立っているという。現時点で正式契約は結ばれていないが、『ヘレディタリー/継承』(2018)『ミッドサマー』(2019)など現代ホラーを代表する作品を手がけてきた同スタジオ は、『悪魔のいけにえ』を逃すまいと積極的な姿勢を見せている。
A24が権利を獲得した場合、シリーズ第1弾は『ストレンジ・ダーリン』(2023)のJT・モルナーとロイ・リー、『トップガン マーヴェリック』(2022)のグレン・パウエルが企画するテレビシリーズになる見込み。パウエルは出演せず、製作側に専念するとされている。
さらに、リーが進めていたNetflix向け映画企画も、A24が製作を担う形で実現の可能性が残されている。これまでに、『ダーク・アンド・ウィケッド』(2020)のブライアン・ベルティノ監督版、『ウインド・リバー』(2017)のテイラー・シェリダン版、『ゲット・アウト』(2017)のジョーダン・ピール企画版などが報じられてきたが、いずれも実現には至っていない。A24のドラマ版がシリーズ再始動の最有力となっている。
わずか14万ドルという低予算で制作された『悪魔のいけにえ』は、全米で3,100万ドルを稼ぎ出してホラー映画の歴史を塗り替えた。人皮の仮面をかぶり、チェーンソーを振り回す殺人鬼レザーフェイスは、今もなおホラーアイコンとして語り継がれている。シリーズは9作にわたり映画化され、世界累計2億5,200万ドル以上を売り上げた。特に2003年にマイケル・ベイが製作し、ジェシカ・ビール主演でリメイクされた『テキサス・チェーンソー』は全世界で1億700万ドルを記録し、シリーズ最高の興行成績を誇っている。
長い歴史を持つシリーズは、映画のほかコミック、小説、ゲームとして幅広く展開されてきた。A24が権利を手にすれば、『悪魔のいけにえ』が再び大きく動き出すことになりそうだ。
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