『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ルッソ監督、第4作のタイトルを再び示唆か?

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を経て、マーベル・スタジオは次なる超大作の仕上げを進めている。2019年公開『アベンジャーズ』第4作(正式タイトル不明)だ。過去10年以上にわたる物語を締めくくる本作について、スタジオ側はほとんどの情報を明かしていない。なにせ世界中の観客には、まだタイトルすら知らされていないのだ。
しかしこの状況を逆に楽しんでいるのが、仕掛け人の代表たるアンソニー&ジョー・ルッソ監督である。これまで二人はSNSやイベントを通じて、第4作のタイトルを示唆するような、示唆しないようなふるまいを続けてきた。本記事でご紹介するのは、その“最新版”である…!
『アベンジャーズ/サクリファイス』?
2018年8月25日(米国時間)、ルッソ監督はTwitterで一本の映像を紹介した。マーベル・シネマティック・ユニバース作品の映像をファンが独自に編集した「Avengers | Sacrifice(アベンジャーズ|サクリファイス)」だ。Sacrifice(犠牲)というタイトルの通り、本映像はこの一貫したテーマにもとづいて編集されている。
Avengers: Infinity War | Sacrifice https://t.co/9isb4grefg via @YouTube
— Russo Brothers (@Russo_Brothers) 2018年8月25日
しかしルッソ監督は、この映像をそのタイトルでは紹介しなかった。なぜか「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー|サクリファイス」と記されたこのツイートには、ファンの間で「これ、タイトルの発表だと思う」との反応が寄せられたのである。もしかして第4作のタイトルは『アベンジャーズ/サクリファイス』なのか?
もちろん、ルッソ監督の投稿を「SNS上のお遊び」だと断じることはできる。しかし、これまで二人は第4作のタイトルについて「マーベル・シネマティック・ユニバースを通して描かれてきた物語にきちんと基づいたもの」であること、また「物語の核を語るもの」であることを明らかにしている。また監督は、ファンの予想で正解に一番近いのは「アベンジャーズ/フォーエバー」だとも話していた。フォーエバー(永遠)とサクリファイス(犠牲)、見方によってはコインの表裏ではないか。
ちなみに話題を提供してくれたルッソ監督に対して、あるファンはこんなふうに反応した。その気持ち、とてもよくわかる。
— pilar ☀ (@hiddlestain) 2018年8月25日
「気持ちをもてあそぶのはやめてください(Please stop playing with my feelings.)」
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。ちなみにタイトルは2018年の年末にかけて発表されるということだ。
Sources: Russo Brothers, Comicbook.com
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