ベン・アフレック、バットマン役決定当時に受けたバッシングに傷ついたと胸内を告白
DC映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)で6代目バットマン/ブルース・ウェインとなり、『スーサイド・スクワッド』(2016)『ジャスティス・リーグ』(2017)にも続投したベン・アフレック。引き続き、2022年に米国公開予定の『The Flash(原題)』にも再登板するアフレックが、バットマン役に決定した当時に受けたバッシングについて実直な思いを語っている。
「The Howard Stern Show」に登場したアフレックが、バットマン役にキャスティングされた当時に起こったネガティブな反応について質問され、「傷ついた」と答えている。
「傷つきましたよ。10年前よりは傷づいていませんが。ですが、“ちょっと待ってくれ。それはないだろ。どうしろというんだ”と思いました。わかりますよね?(ネガティブな反応に)“なんてことだ……”という感じで。(バットマンを演じることは)面白いアイデアだと思っていたのですが、その時点で、“もう、これは(反対)署名運動になるな”と悟りました。今は、そういう手がありますからね。誰もが、(バットマン役の私のキャスティングに抗議する)署名をするんです。まさに、何百人もの人々が請願書に署名しました。署名運動以外に、することはないんですかね?」
そう傷ついた気持ちを述べたアフレックは、「皮肉なことに、私がバットマンを演じたかったのは自分の子ども、特に息子が理由です。子どもたちが観て、誇りに思う映画を作りたかったからです」と続け、バットマンを演じた動機も明かしている。
DCやマーベルのスーパーヒーローなど、すでに一般的に人気があるキャラクターに関しては、起用された俳優とイメージが合わないという意見や、単に好みの問題などで何かと反発が起こりやすいものだ。特にアフレックの場合は、『ダークナイト』3部作でバットマンを見事に体現したクリスチャン・ベールの人気が高かったことも大きく影響したのかもしれない。
バッシングを受けたのはアフレックだけではない。7代目に抜擢され、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で新星バットマンを演じるロバート・パティンソンが決定した時も反対署名運動が展開されていた。誰がどの役を演じても、何かしら不満を持つ人は存在するということだろう。
なお、『The Flash』ではアフレックの他に、ティム・バートン版『バットマン』シリーズ2作に主演した2代目バットマンのマイケル・キートンも同役で復活。2大バットマンが、どんな共演を見せてくれるのか大きな注目が集まっている。
Source:The Howard Stern Show