ジェイミー・フォックス監督のコメディ映画、時流に合わずお蔵入り? ─ ロバート・ダウニー・Jr.ら豪華キャストが出演

ジェイミー・フォックスが監督・共同脚本・出演を担ったコメディ映画『All-Star Weekend(原題)』が時流に合わないことを理由に、ほぼお蔵入り状態となっているようだ。
2016年に撮影された本作は、2018年に開催されたNBAオールスターゲームの時期に公開を目指していたとのこと。トラック運転手で親友同士のマリク(フォックス)とダニー(ジェレミー・ピヴェン)が、セレブが集合するNBAイベントのチケットを獲得し、オールスターゲームに参加するためにロサンゼルスへ向かう途中、様々な騒動に巻き込まれる展開となる。『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)からヒントを得て、ロバート・ダウニー・Jr.がメキシコ人役を演じ、複数の役柄にふんしたフォックスのキャラクターの一人は白人差別主義者の警官だったという。この映画は数年間にわたり、未公開のまま棚上げとなっている。
フォックスとピヴェン、ダウニー・Jr.の他には、ベニチオ・デル・トロ、ジェラルド・バトラー、スヌープ・ドッグ、エヴァ・ロンゴリアらがキャストに名を連ね、まさに“オールスター”のタイトルに相応しい顔ぶれとなっている。
米Cinema Blendのインタビューで、『All-Star Weekend』が日の目を見る見込みがあるのか訊かれたフォックスが、「難しいですね。コメディとなると、その時流が影響しますから」と回答。上映会では観客が爆笑していたと耳にしたというフォックスは、公開を望んでいると語っている。しかし、別の人種を演じる白人俳優や、差別主義者の警官を笑いのネタにする感覚は物議を醸すことが予想されるため、フォックスが言うように公開は難しいかもしれない。
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Source:Cinema Blend