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『007』パロマ役アナ・デ・アルマス、女性版ジェームズ・ボンドは「必要ない」 ─ 今後のシリーズに求めることは?

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)でパロマ役を演じたアナ・デ・アルマスが、『007』シリーズを巡る昨今の議論となっている女性版ジェームズ・ボンドを誕生させるべきか否かについて持論を語っている。どうやらアルマスは、これまで自身の意見を明らかにしてきたプロデューサーのバーバラ・ブロッコリやダニエル・クレイグと同じ考えを持っているようだ。

イアン・フレミングの同名小説を原作とする『007』映画シリーズは、MI6の敏腕エージェント、“007”ことジェームズ・ボンドの活躍を描いたスパイアクション作品。ショーン・コネリーからダニエル・クレイグまで、これまで6人の男性俳優が同役を演じてきた。しかし、近年では作品の多様性に関する議論が盛んになされており、その一つとして黒人版ジェームズ・ボンドや女性版ジェームズ・ボンドといった意見も提示されてきた。

このたび英The Sunで女性版ジェームズ・ボンドの必要性について言及したのは、ダニエル・クレイグの卒業作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドを助ける新米CIAエージェントのパロマを演じたアナ・デ・アルマス。作品経験者であるアルマスは、どう考えているのだろうか。

女性ボンドがいる必要はありません。他のキャラクターの座を奪うべきではないですし、引き継ぐ必要はない。原作小説もあって、ジェームズ・ボンドと、彼のいるあの世界のファンタジーの話なんですから。」

『007』の主人公であるジェームズ・ボンドに性別の変更を加えたら、それはもうジェームズ・ボンドではなくなる。第二次世界大戦を生き延びた英雄という史実に基づいた社会的・歴史的背景を持つボンドの設定も覆されてしまうだろう。主人公ジェームズ・ボンドに限っては男性であるべきとの意見を持つアルマスだが、これからの『007』シリーズには求めることもあるようだ。

「私が望むのは、ボンド映画における女性の活躍です。ボンドは男であり続けながらも、女性たちはこれまでとは違うやり方で登場してほしい。もっと重要で認識されるような役割で。何かをひっくり返すというよりも、こういうことの方が私は面白いと思います。」

これと同様の意見は、アルマスと共演した6代目ボンド役のダニエル・クレイグも口にしていたこと。「答えはシンプルだ」と前置いた上で、「女性には、より良いパート(役柄)が与えられるべきなのです」と語っていた。「ジェームズ・ボンドと同じくらい良い見せ場のある女性のキャラクターがいれば、彼女たちがジェームズ・ボンドを演じる必要があるでしょうか?」。

また『007』シリーズを長年手掛けてきた女性プロデューサーのバーバラ・ブロッコリも、「女性には女性の役柄を作るべき」と過去に明言しており、女性ボンド誕生説を否定していた。ブロッコリの意思からも明らかな通り、ジェームズ・ボンドは今後も男性俳優が引き継いでいくことになりそうだが、裏を返せば、女性キャラクターの開発にはより慎重かつ意識的に行っていくという決意表明でもあるだろう。ちなみに、現在は7代目ジェームズ・ボンドの1作目となるシリーズ第26作の企画開発が進められているところだ。

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Source: The Sun

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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