アンドリュー・ガーフィールド、『アメイジング・スパイダーマン』26歳当時のプレッシャーを語る ─「危険に晒される感覚あった」

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでスパイダーマン/ピーター・パーカー役を演じたアンドリュー・ガーフィールドが、スパイダーマン役を演じることを決意した当時の心境を英GQにて語っている。起用が決定した当時、アンドリューはまだ26歳だったのだ。
近年、アンドリューは『ハクソー・リッジ』(2015)や『沈黙 -サイレンス-』(2016)といった重厚なドラマ作品から、A24作品『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)といった野心作まで幅広い作品に出演。『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』(2021)では実在の作曲家ジョナサン・ラーソン役を演じてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞では主演男優賞に輝いた。目覚ましい活躍ぶりだが、やはり『アメイジング・スパイダーマン』はインパクトの大きい出来事だったようだ。
「とても面白い経験でしたね。当時、僕は26歳で、“やばい、背負うものがいっぱいある、山のようにあるぞ”と思いました。そして、僕はそれを引き受けたかった。準備は十分できていたし、それが重いとは感じませんでしたが、名声や露出という意味で危険に晒される感覚がありましたね。『アメイジング・スパイダーマン』を引き受けた後でも、数年以内に『エンジェルス・イン・アメリカ』や『サラリーマンの死』の舞台を絶対やるぞ、という気持ちでした。僕はまず舞台俳優になりたかったんです、それらは色褪せないものだから」
重くはないと語りつつも、スパイダーマン役を演じるのが相当なプレッシャーだったことが伝わってくるコメントだ。スーパーヒーローになっても、舞台で芝居をしたいという信念がアンドリューを一流の俳優たらしめているのかもしれない。
「一晩50人の観客の前で芝居をして過ごせたら、残りの人生は満足のいくものになるだろうと思います。口先だけで言っているんじゃなく、本心なんです。ほかの全てが行き詰まって、(インタビューを受けている)こんな素敵なダイニングルームで食事できなくなったら、ロンドンにアパートを借りますよ。そうしたら舞台に出られるし。」
『エンジェルス・イン・アメリカ』での名演技は世界中から評価され、世界最高峰の演劇賞であるトニー賞も受賞したアンドリュー。舞台俳優としての躍進、映画界でのさらなる活躍を祈りたい。
Source: GQ
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