『アントマン』監督、続編のヒントを公開?撮影の「準備写真」として1957年のSFホラー映画を紹介

マーベル・シネマティック・ユニバース作品『アントマン』(2015)を手がけたペイトン・リード監督が、続編『アントマン&ワスプ(原題:Ant-man and the Wasp)』のヒントを自身のSNSで公開した。本作の撮影は2017年7月7日より始まるといわれており、いよいよ準備作業も大詰めとみられる。

撮影の準備中…じゃない?

2017年6月30日(現地時間)、リード監督は『アントマン&ワスプ』の“Prep(準備)”として1枚の写真を自身のTwitter / Instagramに投稿している。そこには巨大な鉛筆とハサミを運んでいる人々の姿が映し出されていたのだ……。

前作『アントマン』を観た人なら、あの世界が再び甦ろうとしていることを思ってさぞワクワクすることだろう。しかし残念ながら、この写真は『アントマン&ワスプ』の現場を撮ったものではなかった。映画評論家のハリー・ノウルズ氏は、この写真の正体を動画付きで指摘している。

そう、リード監督が投稿した写真は1957年公開のSFホラー映画『縮みゆく人間』(原題:The Incredible Shrinking Man)のものなのだ。同作は1956年にSF作家リチャード・マシスンが発表した同名小説を映画化したもので、脚本はマシスン自身が執筆している。監督は『大アマゾンの半魚人』(1954)などの撮ったジャック・アーノルドだ。
『縮みゆく人間』の主人公であるスコット・ケアリーは、核実験によるスコール、そして殺虫剤を浴びたことによって肉体が日々少しずつ縮むようになってしまう。やがてその現象は広く知られ、スコットは世間からの好奇の目にさらされるが……。

もちろん、リード監督がこのタイミングで同作の写真をSNSにて投稿したことは、決して単なるお遊びではないだろう。きっと『アントマン&ワスプ』は『縮みゆく人間』からインスピレーションを受けている、もしくはこの映画に大きな敬意を払った映画になっているはずだ。

ちなみに2017年5月、エンターテインメント・ウィークリー誌は『アントマン&ワスプ』で“いろいろな物が小さくなる”ことを明らかにしている。『縮みゆく人間』にも「小人たち」が登場するが、この写真はやはり複数の登場人物が小さくなることを意味しているのだろうか。それとも、また別の意味がさらに隠されているのか……。

映画『アントマン&ワスプ』は2018年7月6日全米公開予定。なおリード監督によれば、前作の音楽を担当したクリストフ・ベックも本作に再登板するという。

 

Sources: http://screenrant.com/ant-man-2-wasp-shrinking-man-movie/
http://screenrant.com/ant-man-wasp-composer-christophe-beck/
Eyecatch Image: https://twitter.com/MrPeytonReed/status/880847996866482176

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稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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