エヴァンジェリン・リリー、『アントマン』第3作の撮影は「今までで一番大変だった」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アントマン』シリーズでワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を演じ、第3作『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題:Ant-man And The Wasp: Quantumania)』にも続投するエヴァンジェリン・リリー。2021年夏に撮影が始まり、11月に終了したという最新作についてリリーが語っている。
出演作『South of Heaven(原題)』のプロモーションで米The Digital Fixのインタビューに応じたリリーは、「コロナ禍での撮影は大変だった」と第3作の撮影について話す。
「11月末に撮影を終了しましたが、私たちが作った中で間違いなく最も困難な映画だったと思います。一番大変でした。これは私たち(マーベル・スタジオ)がコロナ禍のロックダウン中に製作した唯一の作品で、新型コロナウイルスのせいで映画製作が信じられないほど複雑になってしまいました。たくさんストレスがかかり、(マスクで)顔が見えないので物事に人間味が欠けてしまうんです。
そうでなくても映画のセットでは人間味が十分ではありません。多くのことが進行していて短時間で物事を完了しなければならず、緊張のレベルが本当に高いんです。ですから、新型コロナウイルスの対策を講じて映画を撮るのは本当に試練の多い経験でした。ですが私たちがやったこと、撮影したもの、何とか手に入れた素材は、これまでで最高かもしれないと思っています。」
コロナ禍で製作のルールや環境が変わり、撮影は困難を極めたようだが、だからこそキャストとスタッフが心血を注いで最高の映画を創り上げることが出来たのだろう。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後が舞台となる第3作にはリリーのほか、アントマン/スコット・ラング役のポール・ラッド、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、初代ワスプ役のミシェル・ファイファーが続投。新キャストとして、スコットの娘キャシー役を新たに『名探偵ピカチュウ』(2019)のキャスリン・ニュートンが引き継ぎ、ヴィランの征服者カーン役でジョナサン・メジャーズ、謎のヴィラン役でビル・マーレイが参加し、ますますパワーアップ。監督にはシリーズ前2作でメガホンを取ったペイトン・リードが復帰し、「リック・アンド・モーティ」やマーベル・コミックなどの経歴を持つジェフ・ラブネスが脚本を執筆している。
映画『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題:Ant-man And The Wasp: Quantumania)』は、2023年7月28日に米国公開予定。
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Source:The Digital Fix