『ミスター・ガラス』アニャ・テイラー=ジョイ、エドガー・ライト監督の新作ホラー映画に出演へ

『スプリット』(2017)『ミスター・ガラス』(2019)の新進女優アニャ・テイラー=ジョイが、『ベイビー・ドライバー』(2017)エドガー・ライト監督による新作ホラー映画『Last Night in Soho(原題)』に出演することがわかった。米Varietyが報じている。
エドガー監督の次回作が直球のサイコ・ホラー/スリラー映画になることは、2019年1月下旬、英Empireによって報じられていた。『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)や『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』(2007)、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)といったコメディ要素の強い作品を数多く手がけてきたエドガー監督にとっては新境地を開拓する一本となる。なお作品のタイトルが報じられたのは今回が初めてだ。
このたび主要人物のひとりとして起用されたのが、『スプリット』『ミスター・ガラス』でケイシー・クック役を演じたアニャ・テイラー=ジョイだ。これら以外にも『ウィッチ』(2015)や『モーガン プロトタイプL-9』(2016)、『X-MEN』シリーズ初のホラー映画となる『ニュー・ミュータンツ(邦題未定、原題:The New Mutants)』(2019)など数多くのホラー/スリラー作品に出演する、ハリウッド屈指の若手ホラー女優である。
以前の情報によれば、本作の物語はイギリス・ロンドンを舞台にしており、主人公は女性とのこと。現時点で役柄の詳細は伝えられていないが、おそらくアニャは主人公、あるいはそれに近い人物を演じるものとみられる。脚本はライト監督と、ドラマ「ペニー・ドレッドフル 〜ナイトメア 血塗られた秘密〜」シーズン3(2016)などのクリスティ・ウィルソン・ケアンズが執筆する。
なお、ジョイは2017年に出演したスリラー映画『マローボーンの掟』が2019年4⽉12⽇(⾦)に日本公開されるが、今後はホラー/スリラー作品への出演はやや控えめ。キュリー夫人の伝記映画『Radioactive(原題)』や、実写とアニメの融合するアクションコメディ『Playmobil: The Movie(原題)』が待機しているほか、Netflixオリジナルシリーズ「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」では声優を務める。怖い映画に出ているアニャ・テイラー=ジョイが観たいという方は、『マローボーンの掟』や『ニュー・ミュータンツ』、そして本作を楽しみにしておいてほしい。
映画『Last Night in Soho(原題)』は2019年夏に撮影開始予定。劇場公開時期は発表されていない。
Source: Variety