DC映画『アクアマン』ほぼ全編がIMAX画角に ― ジェームズ・ワン監督が認める

米ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作、映画『アクアマン』はIMAXシアターでの鑑賞が必須となりそうだ。
本作は『ジャスティス・リーグ』(2017)で活躍したジェイソン・モモア演じる新ヒーロー、アクアマンを主人公とする初めての単独作品で、「水中のスター・ウォーズ」とも形容される海洋アクション映画。監督は『ソウ』『死霊館』シリーズなどを手がけたホラー映画の名手にして、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)で人気シリーズすら見事に乗りこなしたジェームズ・ワンが務めた。
このたびジェームズ監督はTwitterを通じて、ファンからの「『アクアマン』にIMAX画角のシーンはありますか?」という質問に答えている。
Roughly 90%. Nearly the whole movie. Seriously. https://t.co/Y65Kew7SiY
— James Wan (@creepypuppet) 2018年11月20日
「だいたい90%。ほぼ全編です。本当ですよ。」
IMAX画角とは、シーンの画面比率が1.9:1に拡大され、通常のスクリーンに比べて画面が上下に約26%広がる仕様のこと。すでに公開されている予告編や特別映像には、海中の美しい表現や波の迫力はさることながら、広がる青空の下で繰り広げられるスピーディなアクション、そして室内での戦闘をダイナミックに見せる演出など、早くもIMAX上映のポテンシャルが存分に発揮されそうな場面がたくさん収められている。
なおIMAXカメラで全編が撮影されたスーパーヒーロー映画といえば、マーベル・シネマティック・ユニバース作品『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)が記憶に新しい。同作はIMAXならではの画角と映像表現をもってヒーローの競演を描ききったが、『アクアマン』は主人公アーサー・カリー/アクアマンの冒険に全身でダイブするような映画体験を味わえるはずだ。ぜひIMAXシアターへ足を運んで、最高の没入感とともに新たなヒーローの物語を歓迎することにしよう。
『ジャスティス・リーグ』に続いて主人公アーサー・カリー/アクアマンを演じるのは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)のジェイソン・モモア。ヒロインのメラ役は、同じく『ジャスティス・リーグ』からの続投となるアンバー・ハード。ヴィランのオーム/オーシャンマスター役には『ウォッチメン』(2009)のパトリック・ウィルソン、ブラックマンタ役には『グレイテスト・ショーマン』(2017)のヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世が起用された。そのほか、ウィレム・デフォーやドルフ・ラングレン、ニコール・キッドマンという贅沢な顔ぶれが脇を固める。
映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー。なおアクアマンの活躍する『ジャスティス・リーグ』のBlu-ray&DVDは発売中だ。
『アクアマン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/