『アクアマン2』撮影開始、クラップボードの文字「Necrus」に注目

ジェイソン・モモア主演、DCコミックスによる『アクアマン』(2018)の続編映画『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)』の撮影が開始されたことがわかった。前作から監督を続投するジェームズ・ワンが明かしている。
『アクアマン』続編には、主人公アーサー役のジェイソン・モモアをはじめ、メラ役のアンバー・ハード、オーム/オーシャンマスター役のパトリック・ウィルソン、ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世らが続投する。撮影は、2021年7月より開始と伝えられていたが、わずかに繰り上げられたようだ。ワン監督は、自身のInstagramに「1日目」と報告している。
撮影用クラップボード(カチンコ)に記されている「Necrus(ネクラス)」という文字は、ワーキングタイトルのこと。「ネクラス」は、原作コミックでは『アクアマン』の舞台である海底王国アトランティスと同様に、海底に築かれた都市として知られる。モンゴという名の専制君主によって治められ、海底の一箇所に居付くことがない謎に満ちた移動都市だ。別名“Black City”とも呼ばれる。
「ネクラス」とストーリーとの関係性こそ不明ではあるが、続編のタイトルは「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム」、日本語にすると「アクアマンと失われた王国」となる。“失われた”というのは、アーサーが王となったアトランティスを指すのか、それとも……。
『アクアマン』続編映画は、2022年12月16日に米国公開予定。